街のあかり消えたころ
そっと窓をぬけだして
きみに会いにゆくよ
うたってほしい歌があるんだ
ぼくが単に思うこと
きみの心の闇のこととか
将来の二人のこと
おぼえてほしい言葉があるんだ
五線譜のメロディーにのせて
あたかく氷結させたこのおもいで
それよりひくい温度の
きみの心のまわりをちょっとだけでも
溶かしてあげられたらなんて
そんな風におもってる
キーを回して
拝借した車で向かう夜道
彗星はじけて <ツイート> フロントガラスに青い光
悲報があったり
朗報ばかりじゃないけれど
足元をごらんよ
ほら
常にゆっくり動いてる夢があるはずさ
きみは僕と海へゆく
くつも履かずにぬけだして
浜辺でうたうんだ
波や風の声をコーラスにして
いまから車をとばして
夜明けまえにはつくとおもう
小石があたる音
それが新しい曲のカウント
シンデレラきみの心は
まえにも言ったとおりおかしくないんだ
ただちょっと欠けただけさ
きみが落とした心の破片は
ぼくが闇から拾いあげて
胸にもどしてあげられるはずなんだ
6弦とこの歌詞できみを
すくいだしたいんだ
守りたいんだ
あいしてる
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