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空の旅路 – flumpool

“大人だから”って言い聞かせるたび
“大人らしさ”の条件(いみ)を問うのさ
理解(わか)ってる顔して

日陰を愛する一人より
群れの中で耐える孤独のほうが
それなりに見えるや
君はどう思うかな?

今日だって 風に吹かれて立ち止まる
昨日の自分に問うように
ジェラシーと 少しの誇りをかぞえて

舞い上がる綿毛がひらり
人の波間を飛び越えた
吹く風に しがみつくように 消えてゆくよ
誰も知らない 空の旅へ

間違ってないのに頭下げて
出来るだけ丸く収めるのが
生きるには大事で

でも 幼い僕の化身だった
あのロックスターは 今もきっと
名もない街角で 真実を叫んでる

路地裏 忘れ去られたビニール傘
いつかの僕らにも見える
残された声を『自分らしさ』と呼ぼう

追い風も 吹きつける風も
どう向き合うかは自分次第
生き方のマニュアルなんてさ 破り捨てて

変わりゆく景色 速度上げ
戻れない場所が増えてくだけ

今日だって 風に吹かれながら進む
行先(あす)を刻みつけるように
人混みに染まりそうな 僕をいなすように

舞い降りた綿毛が光り
胸の奥 根をはってゆくよ
頼りなく まだ心細く
でも真っ直ぐに 勇ましく空に 咲き誇るよ
風を受けて 笑っているよ

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