HEAT – FINLANDS

発音が上手くできない夜
息遣いを名前にし
文末がずっと決まらないで
繰り返している

言いかけた後で気付くの
今更二人は言葉には成れないようだ
馬鹿気ていよう

許す度 私の体温 価値を無くして
邪魔になって
揃えた変温あなたに成ったみたいだったな
一思いに出来ない態度
愛になる様を見ていた
肌色さえ見えない盲目の中で

却下した理性 惰性の 爪先の 蠢き
あなたの合図で善悪は逆さまになる

許す度 あなたの体温 はぐれていって
遠くなる
揃えた変温あなたに成ったみたいだったな
一思いに出来ない態度愛になる様を見ていた
肌色さえ見えない盲目の中で

必然のしるしは
裏返った 靴下になって
室外機の音に 声を隠して愛を 逃す
時間を含んだ口の中は水煙をただ吐いて
分解された熱の中じゃ 間に合わない

許す度 私の体温価値を無くして
邪魔になって
揃えて変温あなたに成ったみたいだったな
一思いに出来ない態度
愛になる様を見ていた
こころが 離れていく事は寂しい事だ