Eenai;

杭と者 – Eenai;

遮れない光に包まれた
鈍く煌めく僕は見付からない
何とか顔に笑を貼りつけて
人知れず拒んだ

幸か不幸かは等価交換で
誰も傷付けたくないなんて偽善だって言うの?
I don’t know!
I have no idea!

ありふれたウソツキが
僕を掴んで消えない
嫌いなんだ羨ましいんだ
ごめんね、カンダタ
君が正しいのか

目を凝らしクモを見上げたんだけど
僕の知らない世界があるんだ
生存競走なんて言い訳をつけ
人は人を喰らう

What do I want?
What do I get?
全部全部辞めたくなったのは
道理も感情も汲む不良品
だからか、カミサマ?

ありふれた怪物が
僕を語って消えない
嫌いだった逃げたくなった
お前か、カンダタ
そこで手招くのは

ありふれたウソツキが
僕を叱ってくれない

地獄はどうだ、カンダタ?

ありふれた結末が
平等に下るなら
見てるよって
間違ってないって
言ってよ、カミサマ
僕は正しいのか
分かってるくせに
信じたいくせに
決められたくないくせに

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