赤い絵の具で私の小指 線を結んで
またラクガキしてる
校庭の隅に咲くザクロの花に
見惚れてる私に色をのせて
「また絵描いてるの?」
って微笑むあなたの小指には
10年前のラクガキの続きが結んであるの
泣いて笑って二人過ごしたこの日々を
描写したキャンバスから声や音が聞こえてきそうで
泣いて笑って二人過ごしたこの日々は
「まだはじめの出会ったところなの、ねぇ…運命って信じる?」
絵の具で汚れた君の手を お腹の上に
運命ってこういう事だろ?
小さな鼓動が手の中に溢れて
うなずく君は母親の顔をしてた
これから一つ泣き顔と笑い声が増えるから
そしたらまた新しい絵を描き始めよう
泣いて笑って二人過ごしたこの日々は
二人だけに価値のある 例えようのない宝物なの
泣いて笑って二人過ごしたこの日々は
季節が流れ時間が過ぎようともずっと生き続ける
泣いて笑って二人過ごしたこの日々を
描写したキャンバスから 声や音が聞こえてきそうで
泣いて笑って二人過ごしたこの日々は
苦しくてもつらい時も ずっとずっと隣に君がいてくれた
泣いて笑って…
泣いて笑って二人過ごしたこの日々は
二人だけに価値のある例えようのない宝物なの
泣いて笑って二人過ごしたこの日々は
季節が流れ時間が過ぎようとも ずっと生き続ける
これからこの子は、
いっぱい泣いて笑うんだろうね…
私達の二つ目の宝物
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