何もかもに疲れゆく朝がきた
今日こそは浮いた足プラプラ
照り付ける日差し嫌味たらしくて
今日こそは 浮いた足プラプラ
何もかもが憎らしい夜がきた 今日こそは
意気込んでフラフラ 包み込む闇がやけに
悔しくて 今日こそは 尻込みはしない
悔いはないはずなのに
なぜか足がすくむ
行こうよ あの場所へ 光のもっと先の方
飛ぼうよ あの鳥のように
落ちることを知ってるかのように
駆け上がるビルから見下ろす街に
案の定 僕の姿はない
流れ行く人の群れの切れ端に
案の定 僕の姿をみた
悔いはないはずなのに
なぜか涙が出る
行こうよ あの場所へ 誰も知らぬ先の方
飛ぼうよ あの鳥のように
落ちる場所が地獄であろうとも
うめき叫ぶ空に自分をみた気がした
わかってた 光の先には何もないこと
行こうよ あの場所へ 光のもっと先の方
飛ぼうよ あの鳥のように
数秒間で済むから
世界のすべてに手も振らずにバイバイバイバイ
もし生き延びていたら明日 君と笑顔で会いましょう
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