半透明を食べる。 – DEZERT

生きてるのか 死んでるのか どちらでもよかった
賑やかな町で寂しさを紛らわせればいい

天使の子か 悪魔の子か どちらでもよかった
魂のないわたしは魂のある幽霊が欲しい

投げ出された手足が唄う

半透明食べたら しゃれこうべが膨らんだよ
半透明食べたら 心の臓が脈を打った
逆さまの世界が動き出したら
約束ね わたしと遊ぼう

生きてるのか 死んでるのか どちらでもなかった
腐敗した首のないトモダチが空を飛んだ

不快な骨の音で目覚める

半透明食べたら しゃれこうべが膨らんだよ
半透明食べたら 心の臓が脈を打った
逆さまの世界が二つになったら
約束ね あなたを吐き出そう

春来の上に夏の蜘蛛
秋海に落ちる冬の蝉

半透明食べたら しゃれこうべが吹き飛んじゃったよ
半透明食べたら 心の臓が左右に舞った
逆さまのわたしが呻きだしたら
約束ね わたしを食べてね