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Dark fairy tale – D

Once upon a time there was a fairy king.
The changeling in a midsummer night’s Dream.

世界の狭間でサンザシが風に揺れて眠りへ誘(いざな)う
闇夜に瞬き虹色に光る翅は妖しく舞った

火照る薔薇に夜露が濡れる
不治の病に魘された 人間(友)の初子に祝福を与え迎えよう

馥郁(ふくいく)とした時を

すべての美を讃えて生き続けるこの丘から
交わる魂の行方を 炎よ照らして行け

我らの力の証である珠玉(しゅぎょく)を贈り合おう
二つの種族は煌々たる月の下 誓いを立てた

母なる百合の花より生まれ 輝く朝と夜を纏った
我がとこしえの国の子よ 時満ちるまで
星の群れが見守るだろう たとえ世が道を分かつとも
夢でおまえを愛しぬこう 託(かこ)つことなく

だが瘴霧(しょうむ)が立ち込める

刃が永遠を殺す 迷妄(めいもう)ゆえに翅は穢れ
人の世で毒された心に声は届かぬのか
朽ち葉の船棺葬(せんかんそう)に付す 死がおまえを連れ去って行く
懐かしき我が子の額に最期の口づけと一雫の涙を残して

火花が咲き やがて無数の蝶が舞い上がる

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絡繰り絵巻 – D

なんとお労(いたわ)しや 期には限りがあるのでしょうか去りし半世紀の記憶 そのめくるめく浪漫は回転木馬(メリーゴーランド)明けを思えばこそ暮れを慈しむのでしょう

Der Konig der Dunkelheit – D

迎え討とう いざ玉座を後に 退かぬことが私の民への愛の証闇の帝王(おう)たる我が身を盾にIst denn die Sonne nicht ubrig?遠ざかる死

Silver acorn bullet – D

Hello and welcome!No way! Folly!私をただの獣と思ったかShameless!礼儀知らずめ まずは名を名乗れくらえ毬栗 森の痛みを 

Black Swan – D

She follow me like a shadow always.素肌には暗黒を羽織りオディールは甘く囁く衣擦(きぬず)れの音(ね)は香を振り撒き積もり積も

Quartet ~真夜中の四重奏~ – D

北から回遊し紺碧の氷を砕くは気高き一角南を発った古は琥珀を破り地を蹴る剣歯虎東の空を飛び風を切り裂く翠緑に染まる隼西より来るは赤き衣を翻す火炎の羊常人らしからぬ

Desert Warrior – D

砂嵐(あらし)の中を男は走る自国(くに)を背にして水は尽き皮革(ひかく)は破れ邪魔となる 脱ぎ捨てて裸足で Go away!結ばれた手をいとも容易く振りほどく上

愛は棺の中に – D

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月と海の誓約 – D

その昔 僕らは太陽の下誓い合った 左胸に手をあてて幼心を掻き乱す悲しみが肺を満たしていたあの頃情愛深い天空に発つ親鳥(とり)から剥ぎ取られた息吹暗雲(くも)が飲

Underground road – D

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無垢なる薔薇の祈り – D

我らの父よ 正しき道を どうか――あなたが生まれながらに負う苦難あどけない眼は見つめるでしょう きっとはかり知れない力はあなたを闇にも光にも目覚めさせる重なる心

翠緑の翼 – D

朧げにある 雲が象る黄金(こがね)の空を最後に目にした翳りゆく陽は闇へと沈み 月を探して凪は風となる知られざる世界 眠れるおまえにそっと触れて別れのくちづけ 嵐

DAY WALKER – D

擦り切れた布で身を覆いながら守られる理由はもうないと気付く突き刺さる人の目は恐ろしく乾いた心は潤せないI can't hide from it.渇望は願望という

月下の夜想曲 – D

何かに導かれ、森の中を歩いていた幼い僕は不思議にもただ引き寄せられるままに古い小屋に着いた僕は、ホコリにまみれた横たわるピエロに気を惹かれる人形は哀しそうな… 

氷の墓標 – D

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Luminous flame – D

鬱蒼とした茂みが囲う沼地に浮かぶ汚泥に塗れた羽は影を落としたかつての心を枯らし闇を芽吹いた黒鳥(おまえ)もはや親友(とも)とは呼ぶまい 永久に許さない悲しみを繰

断罪の銃士(ガンナー) – D

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Eve(エバ)の系譜 – D

これは真の神が創りし人類における系譜となろうみ子の犠牲によりて救われし我らの道は開いた 楽園への扉古の若木は今や巨木となる蒼空(そら)に近き葉は茂るが多くは天か

Dying message – D

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春の宴 – D

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