近頃のライブハウスのシンガーソングライターはみんなみんな 同じ恋の歌ばっかあぁ つまんないなぁ近頃のそれなりに裕福な家の大学生はみんなみんな 同じ服 同じ顔 同じ人生あぁ つまんないなぁ みんなと同じなら別にあなたじゃなくていいでしょうだったらさぁ そんなのさぁただの数合わせみんな同じなら代わりなんていくらでもいるからなんて アホくさ 「他の人とは違う」って 思ってはいたんだけれどとりたてて違うところ
よく分からない議題 とりあえず手堅く笑っとく一つ浮いた みんな怖い顔 「いっぱいいるのに 相変わらず ひとりだね」言い返す相手すらいない 前髪に触れて 「世界」も直す全部消去してまた 始めたい 目の前 急に 立ち止まる人にも イラついた横目で見た その頬は 濡れていた 前髪に触れて 「自分」も直す全部消去して秒針がうるさい 前髪に触れて 「世界」も直すフリだって 知っている前髪を また 直すヘアーメイク
「君の世界に あいつらを 存在させることはないよ」 せわしない足音 容赦ない「正論」耳ふさぐ その時 聞こえた 叫ぶような ささやき 「泣いたってなにも解決しない」ってそういうんじゃないから 泣くんでしょう 世界中の悲劇と比べれば 僕は 悲しむことないってさ ずっと ずっと 奥深く ノブの無い 扉の中君は ずっと そこにいたんだ ささやくような 叫び 僕の世界に あいつらを 存在させることはない 泣いたってし
普通 って言葉を聞くたびに「普通ってなに」 というのは ただのブーム尋ねなくても 本当は分かっているんでしょう 君こそ そうだよ 普通思ってたより みんな 普通 これまで何も無かったわけじゃないのに叫んでみたとこで だれも振り向かない才能なんて あるわけないだろうそれなのに イカれた フリもしきれない 普通願ってたより みんな 普通 僕は 「普通じゃない」ことにしてぶら下がって 楽して いたいだけなんだも
ここは あの町 何を思い出そうか 拾ったナナカマド 名前付けた大きな木たどった縁石 乗りたかったシーソー 今でも 覚えているのにもう すっかり 忘れてしまっているね 見えない星に 毎日した お願い事やっぱり 来る朝 ひとりになった登下校 今では 忘れているのにもう すっかり 覚えてしまっているね ここは あの町 何を思い出そうか
今日 僕が大好きなバンドが解散するらしい 今日 遅刻が原因で彼はバイトをクビになった今日 人気女優の不倫愛が発覚した今日 ある国で内戦が勃発したらしい今日 札幌では初雪が降ったらしい あぁ スクロール誰かの「日常」が スクロールされ 消えるあぁ スクロール誰かの「人生」が スクロールされ 消える 僕の中学校の生徒会長は校舎の3階から飛び降りた僕の上履きを隠し続けたあの子が今日 結婚するらしいね あぁ スク