CLOVER

あたりまえのこと – CLOVER

こんな夜中に電話してきて
声を聞かせてとねだる
月明かりだけの部屋で
ねむい目をこすり話す

子供の頃に見てた夢は何?
今もその思い続いてるの?
ありふれた会話の中で
胸がしめつけられてゆく

知りたいのに知りたくないあなたがいる
知ってしまったらとり残されてゆく わたしがいる

このまま時が止まればいいと
後ろから抱きついてくる
照れ笑いの横顔に
そっと唇を寄せる

なつかしそうに歌う鼻歌に
どんな思い出がつまってるの?
聞きたい気持ちをおさえて
そっと握った手 強めた

あなたのこと知りたいのに聞けずにいるの
知ってしまったらとり残されてゆく わたしがいる

2人同じ思い出で出会うことはないけど
そんなあたりまえのことが
こんなにも切ない…

知りたいのに知りたくないあなたがいる
知ってしまったらとり残されてゆく わたしがいる

わたしがいる

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