街が酷く冷える頃 交差点の角にある
信号機に 花が置いてあった
街が酷く冷える頃 何も知らない少女達は
笑いながら 話をする
記憶遠く 儚い道の途中で
輝く星に願いを込めた
祈れば誓えば君を突き抜けて
遥か彼方まで飛ばしていく
酷く照りつける頃 色のつかないアサガオに
キテレツな色 なぞっていく
酷く照りつける頃 帰り方も忘れたんだ
ごめんなさい 迎えに行こう
記憶遠く 儚い道の途中で
輝く星も見えなくなった
何度も何度も君をすり抜けて
遥か彼方まで消えていく
影が街を這う頃 お前の事も忘れたんだ
狂っていく 混ざっていく
息が白くなる頃 かじかんだ手を伸ばしたんだ
掴めないまま 薄れていく
手探りの毎日 意味の無い落書き
季節も忘れたの 戯けたフリをして
見えない涙を 俺は見たんだ
輝く星に重なっていたんだ
祈れば誓えば 君をすり抜けて
遥か彼方まで飛ばしていく
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