多分あなたが居なくたって 世界が止まることは無いし
恐らく僕が居なくたって あの子は今日も笑っている
僕等は産まれてからずっと 人から忘れられない為に
笑って笑って笑って笑う 笑い疲れて吐き気がする
忘れ去られてしまう事が 死ぬことよりも恐ろしいよ
狂犬みたいに吠えてなきゃ 相手にされないと思ったんだ
死後数十年経った後 価値が認められた絵みたいに
役にも立たないこんな日々も 死ねば奇麗に映るかな
もう息してたって 生きてたって 迷惑にしかならない気がして
色々諦めたんだ 優しさを貰う事も
できるだけ長く 首を絞めて 息を止めて 息を止める
死ねやしないけど 死ねやしないから これじゃ許されないよなぁ
今更取り繕ったって それで「信じなさい」と言われたって
昨日の君は酷かったよ 殺してやるってあんな顔で
僕等は産まれてからずっと 事実をひた隠しする為に
笑って笑って笑って笑う 笑い疲れて陰で泣いて
そして「死にてぇな」って呟いて 案の定2、3人に避けられて
今や全世界に蔓延る 独裁スイッチが押されない日は無い
安易な関係手に入れて 一生やっていけると思ってた
ああ大丈夫 あんたには言ってない だから気にしないでねさようなら
誰かが一人笑う度に 別の誰かが絶望してるんだ
「そんなもんだ」なんて言ってさ また見殺しにするのかい
壁にあの人の 写真貼って 何度も刺して 何度も刺して
死にやしないけど 死にやしないけど それで許せたら良かったのに
記憶の中の子供に問う 「ちゃんと仲良くできてましたか」
良く似た顔の子供は笑って 「それはあなたがよく知ってるでしょ」
そりゃそうなんだよな 確かにさ でも分かんなくなっちゃったんだよ
なあ どうしてそんなにさ 楽しそうに笑えるんだい
まだ間に合うかな 取り戻せるかな
できるだけ長く 首を絞めて 息を止めて 息を止める
死ねやしないけど 死ねやしないから 代わりに涙が出てきたよ
明日は笑って 無理矢理笑って 何とか笑って 必死で笑って
生きていくから 死にやしないから
それで許してくれませんか
それで許してくれませんか
多分あなたが居なくたって 世界が止まることは無いし
恐らく僕が居なくたって あの子は今日も笑っている
でもあなたが今日笑ったこと 他でもないあなたが笑ったこと
それで僕の世界は 救われたんだよ
本当さ
人気の新着歌詞
ヒビ – CIVILIAN 眠気にやられた眼で 窓の外ばかり見ていた不安や嫉妬や恐怖を 見るのはもううんざりでどうせなら綺麗なものを なるべく綺麗なものが見たいそう思って眺めてたら 外で子
暁 – CIVILIAN 世界は誰のものですかこの命は誰の為ですか冷たい刃を腕に当てたまま赤子のように泣いて終わる最低な自分を感じて少しだけ安心した大丈夫 また踏み出せるさ命に意味など無
Y – CIVILIAN 憧れていた女の子を目の前で無くした夜顔が引きつったままだった割と暑い夏の夜だったそれからは見ての通りでずっと他人の影に怯えてほらよく見ろよ 人はいつだって平気で
Destrudo – CIVILIAN ねぇ 今すぐ逃げようでないと殺されてしまうよ吐き気がするほど優しい世界に明滅繰り返す画面は今日も笑顔で金の無い男の首に縄をかけてるなぁ 産まれた時には誰もが神様
君から電話が来たよ – CIVILIAN 馬鹿ばっかりさ どいつもこいつも阿呆面しやがって明日もきっと良い事があるって 根拠も無く信じちゃって期待するのももうやめた 裏切られると悲しいから救われるかもし
文学少年の憂鬱 – CIVILIAN いっその事 どこか遠くへ一人で行ってしまおうかな学校も 友達も バイトも何もかも 全て投げ出して京王線 始発駅 人の群れ財布を落とした 女の子が泣いてるすぐに電
アノニマス – CIVILIAN 平凡な毎日ですら 今の僕にはとても困難です椅子から立ち上がる気力さえ無い 某然と宙を彷徨って「作り笑いが嫌だ」 なんて とんだ贅沢言ったもんだなぁ作り笑いすら出
梗塞 – CIVILIAN 戦争と平和 暴力と愛情此処には落ちていない 無菌室の中四角い部屋の隅 うずくまったままで神が落ちるのを 頭で感じてる人の想像が 道路を埋め尽くす鳥獣戯画の世界
回転 – CIVILIAN なぁもう気が付いたろ愛だと思ってたものは自意識が無精卵と勝手に繋がってただけで誰もが容易い事さえ一々躊躇う出来損ないです通過駅 肉の壁仄暗い妄想だけが取り柄霧の
黒煙 – CIVILIAN ああそうってあの子は言ったテレビに向かって点滅する極彩色に向かってそもそも気に入らないよ黄色い髪の男も甲高い女も要するに全部疑って生きるくらいなら孤独を飲み込ん
神経町A10街 – CIVILIAN なんていかれた場所だ世界は生まれ落ちて目が開いた途端如何にして盲目になるかだけ徹底的に叩き込まれてそして出来上がったのはホラ見てとても人とは思えない笑顔で「殉教
彗星 – CIVILIAN 誰の命も無駄ではなく 全て意味があると君は言うあなたが死んだらほらきっと 誰かが悲しむと君は言うテーブル越しに向かい合って 冷めたコーヒーを飲んだ後私はあなたに
ドッペルゲンガー – CIVILIAN さようなら さようなら 此処にはもう戻らない理性があるうちに 私は自分を奪い返さなくちゃ爛れた腹の中で 誰かを呪う度「お前も同じだ」と 頭が破裂する脈動を続ける
初めまして – CIVILIAN 僕が知っていた世界は 世界にとっちゃ取るに足らなくて70億通りの朝が 今日も素知らぬ顔で始まったどうにかして守らなきゃ 許される範囲の居場所を世の中は巨大なはず
ランララ – CIVILIAN あらいやだ ねえそこの誰かさん ちょっと聞いておくんな今朝方三軒先のお花屋でね 全員首吊って死んだってんだああ で? それが何 俺にゃ関係ないし興味も無いだから
先生 – CIVILIAN 繋がって 間違って 手違いで どういうわけだかこの世に生まれた私は 血眼になって探しています正しくて 尊くて 美しい 誰もが見放さない私の価値を存在の意味を 血
Seeds – CIVILIAN 「ああ 感情なんてもう消えてしまえ このままこんなに痛いなら」そう祈ったところですぐにまた見つかって雨は未だ降り止まずにどんな手段で 投げて捨ててもずっと後ろを
invisible – CIVILIAN 美しく生きようとして 太陽に憧れて笑った顔が醜くて 鏡見る度吐き出して鮮やかな季節が過ぎて 痛みだけが残っていて散った花弁拾うだけの それだけの為に生きていて誰