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sea said – cinema staff

海の匂いがして2人は目を覚ます 窓を開けては耳を澄ませる
汽車は北へ向かう

気づけば左手に雪解けの感触
狭いトンネルを抜けたのならそこは新世界

長い冬を超えて夢を見せておくれ
眠たい目をこすっては 身を寄せた

海は僕の中に静かに語りかけた
「次の場所まであとどのぐらい?」
線路が続くよ

君は黄昏てうつむいた
愚かと言われてもいい 今はもう帰れない旅の半ば

長い冬を超えて夢を見せておくれ
冷たい手を重ね 神様こんな僕らを許してよ

北の向こう側へ そこには何がある 奴は知っている
シー・セッド・アバウト・ユー

人気の新着歌詞

warszawa – cinema staff

ワルシャワの牢獄を抜けたら、たいまつの火を消して、ゆっくりと目を開けたのにまだ迷いの森の中だった。僕らは悪夢を見ていたみたいに汗をかいて、大蛇の怪物を手なずけた

salvage me – cinema staff

音の無い静かな公園で、僕は少し考え事をしている。家に帰る道を急がないのは、夜が来ることを恐れた人。珍しく晴れた梅雨の空だ。青色のブランコに座って晩御飯を待ってい

her method – cinema staff

古いタイプライターの音が響いた。雑に脱いだカーディガンに染み付く煙草のニコチンも銘柄も分からないふりをして。寒くなる部屋の中、ラジオの音。知らない、知らないの。

小説家 – cinema staff

故郷には雪がちらついていると聞いた。僕はと言えばまだ暗い部屋の中。筆を止める、は迷いか否か。いつかの幻のせいか。情けないとも分かっちゃいるが、身体は眠ったまま動

WARP – cinema staff

高速道路沿いに広がる街にはもう用が無くなった。ガスのにおいにも飽きた。君はすこし華奢な身体で、僕の声にうなずいていた。それなら、これから起こるドラマを車の鍵に託

さよなら、メルツ – cinema staff

目隠しをされたまま、どこに行くのかと訪ねようと返事はない。目隠しを外されて、その重い口を割って言った。この世の終わりと。白い笑みを浮かべ。そこには何もなかった、

奇跡 – cinema staff

細長い坂を駆けた。重ね着のコートを脱いで駆け抜けた。夕暮れの帰り道で、独り言をつぶやいている。君のいない街に初めての季節。伝え損ねたこと、もう覚えていないや。茜

AMK HOLLIC(Re-Recording) – cinema staff

汚くて臭い湿った部屋で 続きを聴きたい曲があったよ小さな灯りがともった部屋で 未来の話なんかしてみるんだ「変身したんだ」カフカは言った ロックンロールさ 一気呵

KARAKURI in the skywalkers(Re-Recording) – cinema staff

あー くだらない言葉だけを捨てていくあー ただ僕は 三番線からそれていくだんだん知っていくんだ 肝心なことは愛や夢や恋さ大人には見えやしねーよ君が泣いてた理由を

優しくしないで(Re-Recording) – cinema staff

右向いてわかったよ 10数えたらあいつがいた気がつかないふりしたら 理屈が砂にとけたような気がしたよ地べたに立つ僕はまだ 気をつけのままで血を流す季節がただ笑っ

チェンジアップ(Re-Recording) – cinema staff

彼なら今でも 冗談を上手く言うし たまには雨でもいいのさ彼なら今さら 過去のこと話してどうにか 誰でもいいよ 口をふさいでほしいどうなってしまった? 銃を持って

棺とカーテン – cinema staff

さあ、扉を開けたなら朝はもうすぐだよ。松葉杖を銃口にして暁を狙ってた。カーテンの隙間に潜む物語を誰も知らない。君を除いて。その棺を閉じたならまたと無い機会だよ。

into the green – cinema staff

夏の残像は消えないままで、私の鼓動の音だけがこの部屋に響き渡る。蝉の鳴く音、朝顔の匂い。私はあなたの幻影を未だに探していた。時報が15時を告げ、37℃の街に逃げ

溶けない氷 – cinema staff

さあ始めよう、パレードを。行進していく動物の群れ達。その散文を読み上げて、喉を枯らした司会者の彼。汚れたあなたは西を向いて祈った。「私は溶けない氷になりたいの」

革命の翌日 – cinema staff

思えば遠く歩いてきたもんだ。冬の寒さも忘れてしまったな。白昼堂々、戦車が道を行く。それを横目に彼女は決意する。「私は濃霧のように誰かに寄り添いながら、涙を拭って

蜘蛛の巣 – cinema staff

奴はもうとうに何処かに行ってしまった。その上、寄りかかったこの絶望だ。蜘蛛の巣に踏みこんで、くだらない想像を消せ。

夏の終わりとカクテル光線 – cinema staff

少年は夢を見る。歌う様に踊る様に。下校の鐘が鳴っても、泥だらけになっても、カクテルの光線を夢見て笑っている。一際小さな身体で一際大きな声を出す。この青い空の下で

あのスポットライトを私達だけのものにして – cinema staff

君は甘い匂いにつられてやって来た。覚えたての言葉で挨拶を交わす。東の空では、宵に月が満ちる。純白のドレスには沢山の返り血。響き渡る拍手とカーテンコール。今も。傀

いたちごっこ – cinema staff

背の高い男が積み木を積んでは倒して、未来の行方を占う。酒を飲んで飯を食いながら吐き出した。よそ見してそのままで僕らはいたんだ。どうしてこの眼は輝きを失った?ギリ

待合室 – cinema staff

待合室は誰のものでもない。ましてや君は誰のものでもない。いつの日か返してくれるならば。僅かな恋心は僕が引き受けてあげよう。チェックチェックチェック、雨が降って地

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