あの日のままの僕なのに、月日が流れ、歳を取る。
どんな景色やどんな感触が僕を待つのだろう?
日差しが突き刺すようなある日に僕等は
おぼつかない足下で街をさまよった。
これからも、面倒くさいことややりたくないことはきっとつきまとう。
不安だけはもう、確実に一生なにがあっても寄り添ってくる。
それでもたいていの事はいつかきれいさっぱり忘れちまうんだ。
そうやって日々の在処を探して少しずつ進むのだろう。
この足跡は今もなお深く刻まれ続けてる。
手を伸ばしたらきっと届くよ、きみの未来へと。
10年前の自分に会えるとしたらきみは何を言ってあげたい?
10年後の自分に会えるとしたら僕は何を聴きたいのだろう。
10年の間に何が変わっちまって何が変わってないんだろう。
そうやって日々の在処を探して少しずつ進むのだろう。
あの日のままじゃいられない。月日は流れ、戻らない。
どんな景色やどんな感触が僕を待ってる?
この足跡はまだ続く。深く刻まれ続けるよ。
手を伸ばしたらきっと届くよ、次のステージへ。
歳をとった僕等はきっと凄く美しい。
歳をとった僕等はきっと凄く楽しいよ。
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