CHIIO
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遠くなってゆく ゆくよ
たよりない窓に手をあてて
目をつむったまま なにも荷物はいらないよ
うごきだす船に身をまかせてゆくよ
窓のそと ひかり 船はどこへゆくの
トラルファマドール目指して
過去も未来もない惑星へ
みえないはやさで船はすすんでゆくよ
窓のそと ひかり どこへでもゆけるよ
どこへでもゆけるよ
今 どこへでもゆけるよ
今から どこへでもゆけるよ
遠くなってゆく ゆくよ
たよりない窓に手をあてて
目をつむったまま なにも荷物はいらないよ
うごきだす船に身をまかせてゆくよ
窓のそと ひかり 船はどこへゆくの
トラルファマドール目指して
過去も未来もない惑星へ
みえないはやさで船はすすんでゆくよ
窓のそと ひかり どこへでもゆけるよ
どこへでもゆけるよ
今 どこへでもゆけるよ
今から どこへでもゆけるよ
パジャマを着たまま 寝ぼけた顔で迷いこむ綺麗にならぶ空き缶にむかって 石をなげつける 夢の中?「たくさんの声や目、ここにはないよ。」「惑星のつくりかた、おしえて
おそろしい言葉が降りそそぎかなしい未来は近づいて浅いプールでおぼれる「空の飛び方をおしえて。」「風船につかまってゆけるよ。」月が綺麗な こんな夜なのにうつむいた
みえない壁のような空気にとりかこまれている「どうにもならないなら、はやくここから抜けだそう。」「光ってみえるあの月も だれかが書いた絵だったとしたら...」うま
首をかしげてねじれたここはどこか鼻歌うたう だれかの声がきこえたよ「ほとんどすべて歪んでしまったとしても、わたしはいつもこの場所にいるよ。」首をかしげてかたむい
ドアをたたく音 鳴りひびく「ここで待ってるよ。いつまでも。」「青い芝生はもう枯れてしまったよ。しらない言葉をおしえて。」
時計の針もない いまではなんにも意味のない本当も嘘もない ここではなんにも意味はない「長い時がたっても変わらないよ」「すこし声を聴けば思いだすよ」だれの足跡もな
視界はねじれたまま ゆがんだ光に包みこまれてすこしふしぎな場所で いま 終わりの気配「とおく離れていても、ずっと忘れないでいて。」「もうゆくよ。またいつか会える