蝶の羽 むしる少女は、村の大人に無垢に笑いかける「キレイだよ」って。夜の街 舞う踊り子は、過去の傷をえくぼで覆う。遥か遠い異国の地でも、肌の色 違っても、微笑むことで 笑うことで 人は生きている。そうやって時代は続いてゆく。新世界を創るのは連綿と咲く笑顔の花。辛苦な暗い思いなんて胸に隠して。現実は残酷でも涙を代価にして、いつか僕ら太陽に向かう花になれる。真実を知った彼女は、あざけり自分と対峙する。
草木は枯れて生きとし生けるものは影を潜め、まるで世界が終わった後のような酷いありさまだった。La La La La La…鈍色した雲が覆い被さり荒廃した街の中には、ただ冷たく暗い “無” が広がっている。人は争うことでしか解りあえずに、星はまた周り続けてゆくだろう。願いをかけ鳴らした鐘の音は、聖なる戦いにさえ名前を付けた。曇天の空から降り注いでる雲の隙間 僅かな光、薄明光線は “希望” にさえ見え