愛を囁き合った3日後にはさよならだ
そんなからっぽなものだったの
画面を彩る悲しみはいずれ消えてる
そんなどうでもいいものだったの
「ここはそんなところだよ」って
誰かの諦めた瞳の奥は真っ黒だった
汚いという大人の当たり前
それはどこで決められてきたの
気にくわないから言葉を浴びせる
それはどこのヒーロー気取り
「どこか遠くの場所へ逃げ出そうか」
そう言った君が眩しかったね
すきだったよ
僕が愛した君はもういない
僕が愛した世界はもうない
僕が愛したすべての上に
灰色の地面に今日も立ってる
君とふたりならどこまでもゆける気がした
君の手があたたかかった
それが僕のすべてだった
君は空へ飛び込んだんだ
僕より先に飛んでった
それはとても綺麗で
遠くへ、涙が、途切れた
画面から零れる言葉からも
薄っぺらな愛、同情からも
雑踏の中の欲望からも
全部逃げ出して君は笑うの?
君が愛した僕がいなくても
君が愛した世界じゃなくても
君が愛したすべてと僕は
水色の空の下で明日も笑ってる
君と笑ってる
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