bloodthirsty butchers

ノイズ – bloodthirsty butchers

僕は錆びたフェンスを飛び越えて
いたいけな夏にひょいと出くわした
君は微笑んだ ノイズを見つめてる
さば読んだ景色の中 振り返る
怖いのはそう 都会のざわめきで
そのもと 何食わぬ顔して歩いて
夜になっても わだかまわりは消えず
電柱のノイズだけが 味方する

Ah 耳を澄ませば この世の雑音が踊ってる
Ah 君の足音が 世界の雑音とこだまする
世界の狂気と握手をしている

サイレンの音が今日も鳴り響く
狂気も隣り合えば慣れてきた

都会の空気はそんなに苦しいって
壊れそうな僕らを見透かして

コンピュータの音が心地よく
誰かが消すまで世界は救われず
ザラついたノイズは僕達を救う
こんなはずじゃなかったと喚く

Ah 耳を澄ませば この世の雑音が踊ってる
Ah 君の足音が 世界の雑音とこだまする
世界の狂気と握手をしてる

きっかけはそう ノイズが僕達に
導き 人ゴミの中 耳をふさぐ
この世の雑音がやけにやかましく
いたいけな夏にさよならを告げる

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ジェットにんぢん – bloodthirsty butchers

ジェットにんぢん 空とぶにんぢんきのう見たんだ  夢じゃないのさジェットにんぢん オレンヂの光すごいスピード  ジェットにんぢんいつものように 街を歩いていたん

12月/December – bloodthirsty butchers

故郷では雪が降る 背を向けエリを立てるここではからっ風が ようしゃなく打ちつける痛さも感じない ウソも本当になる何度でも食らってやる よけかた知らないからカギも

1月/January – bloodthirsty butchers

あなたと踊り続けて 何時かドレスを身に纏う耳元で囁いて 愛を殺し愛は滅び螺旋の道を走る 自分の身体傷つけて滑り落ち這い上がる あなたを忘れるほどなんで此処に こ

10月/October – bloodthirsty butchers

ふみしめるほど いやな音が頭をつきさしてくさる落ち葉をながめ さめたいやな季節君は叫ぶなにかにおびえ はきすてる神のゴミをひろいつづけている さめたかがみにうつ

8月/August – bloodthirsty butchers

人々が過ぎる ぼくは見過ごすこの風はどこから 吹いて来るのか八月の空は とてもきびしいしくてつきさすひざしで君を見失いめいろに入り込むつぎのカドを曲がると あそ

2月/February – bloodthirsty butchers

風を切ってなぜに 向かって走る冷たい風の中 目を細めて映画の中に映る 場面の様な照らす光はなく ぼんやりあわくなぐさめ合う わけでもないしただ夜も ぼくも一人で

3月/March – bloodthirsty butchers

春の風はぼくを押し ぼくの足はひえきって街は春の中へ 要領が悪いくせに その上から回りやっぱり一人 空を見上げる かぎりなく青く ブルーにそまる空君のことを想い

4月/April – bloodthirsty butchers

言葉じゃなくごかいのはて 君との約束わすれて伝えるほどきれつ深く そんな目 俺を見るなよぶあいそうな風いつまで 追うほどににげどこまでそれでも君は知らぬふりどこ

curve – bloodthirsty butchers

曲がりくねる その曲線は妖しげな 幻想飛行インスピレーション 来る その時はすかさずに 掴み取るんだ恐る 暗闇の中で 手招きするは未来歪む 境地に ただ この身

ocean – bloodthirsty butchers

夏の始まりと終わり 躊躇も無く挟まれて削ぎ出した感情よ 無言の使者肩叩く投げ出した群青は 目の前に広がった気持ちは高まるが 何故僕一人だけが悲しいの急げ 海へ 

幼少 – bloodthirsty butchers

どうなっているんだ 記憶が交差する追いかけていた 赤トンボ追いかけてオレンジが透けて ベージュの向こう側すすきの穂を撫でる 過去まで追いかけ此処に立つ雲のふるま

デカダン~Im so tired~ – bloodthirsty butchers

陰気くさく 雨雲おごそかに身震いをからくりにおののきあらゆる苦悩が感覚に触れデカダンよ罵る調べが カラスが誘うかデカダンようつむきの屈折率変えて天を見上げ イメ

black out – bloodthirsty butchers

朝露は落ちて 乾いて行くひとしずく 何処へ行くの風向きはどうだい 舌を出すか察するなら  あの未来か確か 記憶 奥底に残される君の姿 抱いて もう一度迎え入れ触

1.2.3.4 – bloodthirsty butchers

ハウリングキリキリと残響が割れて行く雁首をもたれ下げ ひたすらガムかじる口を尖らせては 詰まる空気を睨みOh 1.2.3.4 でたらめばかりだOh 5.6.7.

僕達の疾走 – bloodthirsty butchers

研ぎすまされる 雪の中飛び出して僕は家路へと ただ 辿り急いでるダイヤモンドダストは ジュウタンを敷き詰め降り注ぐスノーが 足跡を消してく散らつく雪と共に ヴィ

フランジングサン – bloodthirsty butchers

イライラする 午後をたどるその波紋を追ってユラユラ漂ってるグリーディングサン情け深い 情緒パズル言い訳紛いは崩れ身砂を掴むこの想い 焦がしてくれ逃げたくないんだ

散文とブルース – bloodthirsty butchers

今にすぐにでも 崩れそうな空がはざむ舞い上がるのか散文よ ブルースも忍びよるが飽きの無い苦痛とも 競り合うのか散文よいたいけなブルースは すぐに 泣き出しそうだ

6月/June – bloodthirsty butchers

長く暗い列車に身をまかせ ぬかる様に進む一人ぼくをのせくもりマドをなぞる指がぬれてる 月曜日になぜかここをおとずれるため息とタバコの煙が重苦しくねむったかと思え

7月/July – bloodthirsty butchers

ここにあるだけの夢を川で遊ばせ 流れにまかせて流れに逆らい夜には静かな炎がもえ始め君に伝えたいだけどこにも君はいない うそにつつまれることがとても多く君の言うと

9月/September – bloodthirsty butchers

ねぐるしい夜ぼくは目をこすり 君のドアを又たたいているカギははずれかいだんをのぼりきる ほほをかすめる風のあいさつをうけ気持ちが良くそっと目をとじる あがく夏も

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