bloodthirsty butchers

  • 9月/September – bloodthirsty butchers

    ねぐるしい夜ぼくは目をこすり 君のドアを又たたいているカギははずれかいだんをのぼりきる ほほをかすめる風のあいさつをうけ気持ちが良くそっと目をとじる あがく夏もぼくと共になだめ夏の気分がぬけず又ここに さめた風は夏の終わりを告げるはずかしくて むねくるしく はずかしくて 声も出せない風にまぎれぼくにからみついて さめた風となかよくつるんでいるなさけないけどよゆうのふりをして やせがまんは続かずさら…

  • 7月/July – bloodthirsty butchers

    ここにあるだけの夢を川で遊ばせ 流れにまかせて流れに逆らい夜には静かな炎がもえ始め君に伝えたいだけどこにも君はいない うそにつつまれることがとても多く君の言うとおりなんとか目をそらす熱くなった体を川でなんとかさます 流れる想いはぼくを永遠に連れてく照りつける陽の下で流れる水につかり君をわすれ 暑さをしのんでいるかげろうがじゃまする ぼくの視界をじゃまする去年は君と泳いでいたのに 暑い夏の陽よどうし…

  • 6月/June – bloodthirsty butchers

    長く暗い列車に身をまかせ ぬかる様に進む一人ぼくをのせくもりマドをなぞる指がぬれてる 月曜日になぜかここをおとずれるため息とタバコの煙が重苦しくねむったかと思えばみみなりをおいていきかならず決まって月曜日アメがふる 今日も雨がふってる重い 月曜日ハイが落ちるのもわすれて 目をうばわれるマドひきこまれ霧でふさがれた谷を見ていると すいこまれて行くほど美しい 雨がふっているマドの外 こい緑がぼくを 追…

  • 散文とブルース – bloodthirsty butchers

    今にすぐにでも 崩れそうな空がはざむ舞い上がるのか散文よ ブルースも忍びよるが飽きの無い苦痛とも 競り合うのか散文よいたいけなブルースは すぐに 泣き出しそうだね この世の果てまで 僕を連れてって悲しみの向こうへ 僕を連れてって嘆きのごとく ブルースが鳴る 散文が舞う 乾く無造作な 微妙な景色を覗き込むクダをまくのか散文よ ブルースは泣き止んでる苛立ちとうつろぎの その境に散文よいたいけなブルース…

  • フランジングサン – bloodthirsty butchers

    イライラする 午後をたどるその波紋を追ってユラユラ漂ってるグリーディングサン 情け深い 情緒パズル言い訳紛いは崩れ身砂を掴むこの想い 焦がしてくれ逃げたくないんだ SO フランジングサン よじ登った 真っ赤な陽よそして燃える歪むこの身を預けているグリーディングサン 最高の瞬間にならばひと想いに俺を殺ってくれこの想い 焦がしてくれ逃げたくないんだ SO フランジングサン 押さえ切るか この感情よメラ…

  • 僕達の疾走 – bloodthirsty butchers

    研ぎすまされる 雪の中飛び出して僕は家路へと ただ 辿り急いでるダイヤモンドダストは ジュウタンを敷き詰め降り注ぐスノーが 足跡を消してく 散らつく雪と共に ヴィブラフォン響く僕を導くよう 何かを導くよう 街は雪の中 想いを繋ぎ止める街は雪の中 想いを消していく 老兵は死なず ただ消え去るのみunsungを白い息と唱えてる振り返るならば そこは暗闇で僕達の疾走は そこから始まった 散らつく雪と共に…

  • 1.2.3.4 – bloodthirsty butchers

    ハウリングキリキリと残響が割れて行く雁首をもたれ下げ ひたすらガムかじる口を尖らせては 詰まる空気を睨み Oh 1.2.3.4 でたらめばかりだOh 5.6.7.8 どっちに転がれどOh 1.2.3.4 時代は冷めている テーブルに残された 冷めたスープをすするまずいのと尚更に 僕も冷めていたいやいやと羽交い締め さぁカーテンを開け Oh 1.2.3.4 でたらめばかりだOh 5.6.7.8 どっ…

  • black out – bloodthirsty butchers

    朝露は落ちて 乾いて行くひとしずく 何処へ行くの風向きはどうだい 舌を出すか察するなら  あの未来か 確か 記憶 奥底に残される君の姿 抱いて もう一度迎え入れ 触れて消える このふらちな世界は濡れて行こう その揺れてる未来へ 辛苦を刻んで 流れの尾が伸びて行く 流れのまま目の前のすべて 鵜呑みにする受け入れる その未来は あれはどこで 葬られてしまった幾度 度に 足を抱え塞ぎ込んで 触れて消える…

  • デカダン~Im so tired~ – bloodthirsty butchers

    陰気くさく 雨雲おごそかに身震いをからくりにおののきあらゆる苦悩が感覚に触れデカダンよ罵る調べが カラスが誘うかデカダンよ うつむきの屈折率変えて天を見上げ イメージを送る揺らした念仏 怖い物は何も無い今更ながらも 潜在意識煽ってる 僕は黙りこくり しばしそして泣いた僕はくちびる噛み しばし刹那感じ Ah ほとばしる 情熱を胸に抱いて堕落を繰り返しAh かき消すか 疾風よ僕はただ君の胸の中で 眠り…

  • ノイズ – bloodthirsty butchers

    僕は錆びたフェンスを飛び越えていたいけな夏にひょいと出くわした君は微笑んだ ノイズを見つめてるさば読んだ景色の中 振り返る怖いのはそう 都会のざわめきでそのもと 何食わぬ顔して歩いて夜になっても わだかまわりは消えず電柱のノイズだけが 味方する Ah 耳を澄ませば この世の雑音が踊ってるAh 君の足音が 世界の雑音とこだまする世界の狂気と握手をしている サイレンの音が今日も鳴り響く狂気も隣り合えば…

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