BBHF

  • エデンの花 – BBHF

    通信を切った 最後に何か言ってた宇宙服を脱いで 芝生にぶっ倒れている壊れた自転車もラジオもひび割れた水晶も僕の知ってる方法じゃ もう直せないかな 最悪の状況の中 唯ひとつありがたいのは奇妙な花々の園で 息はできているって事くしゃみをひとつ 生まれたてのエイリアン回収ミッションは とっくに 放り投げているんだ 僕を見つけないで でも忘れないでほしい誰にも宛ててないメッセージを残す しかばねの上にきっ…

  • バックファイア – BBHF

    僕がいて君もいて 言葉にする余裕はないけど この街も明日もコンクリートの壁も 夢をついだグラスも みんなを酔わせるだけだった僕らは あのバンドに夢中で 夢を追いかけて 生きていた消えたいことも あったけど 息をすることで 忘れていた 今燃える夜の中で 光を超えて走っていける君の髪が天の川と同じ方角へと流れていく置いてくなよって友達の声も 楽しめよって心の声も僕らの後ろ側で 音をたてて 花火になるな…

  • 死神 – BBHF

    まだどうにか立ってる 僕らは誰かのために真っ赤なマタドールのように 感情と向き合うもう腕を下ろせよ 誰かがたった今 叫んでいるしたたる僕の弱さを 自分で拭くしかない だいたい いつも なぜこんなに必死なんだ狂気じみたスピードで僕を 笑いながら殺しにくる 死神を横にさっと避けて 見つめあって 生きているさぁこい やってみろ 僕はここにいる ずっとお前だけといる音楽が鳴って さらにヒートアップして そ…

  • どうなるのかな – BBHF

    雨に濡れた天気だった その中を肩をいからせ歩いた句読点のない君の話をずっと聞いてただれかれ構わず殴っていく もちろんアタマの中だけで現実は虫も殺せない 謝ってばかり 俺はいったいなんなんだ それで君は何を言ってるんだ?明後日のことを考える ねぇ 聞いてるの?って君は怒りだす そんな風に回る観覧車から ネジを一本だけくすねるんだ なんてこった すべてが転がっていく僕も君も まるでそれを待っていたみた…

  • 愛を忘れないで – BBHF

    君はなぜ そこに突っ立ってるの なぜこっちをみて 泣いてるの僕はなぜ ここに突っ立ってるの なぜそっちをみると 僕は笑えるんだろう 雨が降って傘をさして 晴れたらすぐに傘をたたんで俯いたら また上を見上げて 反対側にいくよ すれ違いざまにハイタッチしよう釣り合うかな?って 僕らは向かいあって真っ直ぐ君をみるよ 最終的にはひとつになるの かなそれって君はどう思う愛を忘れないでと 僕はただそう想う 街…

  • シェイク – BBHF

    ほどけかけた筏に乗り 膝を折って向かい合って 少し笑って僕らが交わす誓い やぶれないように帆を畳む腕を伸ばして 君に触れる 僕に触れて 指が絡むツイスターじみた動き 僕の場所 君の場所そのリズムの中で 僕らはシェイクしていた 真っ暗にしよう あかりは1つもいらない暖かさだけで 君の心まで辿り着けるちいさな涙でできた大海原をこえて 世界中をみてきたそのリズムの中で 僕らはシェイクしていたんだ 生きる…

  • ホームラン – BBHF

    ホームラン級のバカを 繰り返してた 打ち上げまくってたこの二つの目は夜空の向こうに 釘付けで 他のことはどうでもよかった バックパックに余計なもの入れてこうよ 若草を踏みつけて 誰だってきっと輝いて スポットライトだらけになっていたるところで 横になって空を見上げて考えてる どこまでもずっと考えているボールのことをそれを上から見下ろす神様と 怪訝な表情の太陽と月の裏側から目を細める宇宙のパイロット…

  • サラブレッド – BBHF

    どうせ最後には恋に落ちて 魂を売る 自由があっても 僕らには時間がないそこいら中で抱きしめあってる猫たちの茂みに 火を付ける ヤツもでてくる 「なあ置いていかないでくれ」この渋滞の最後尾で 泣いてる声がするそれが合図になって 綺麗にみんなスピードをあげた 急げ急げ前に駆けろ 誰かの背に鞭を打てサディストもマゾヒストもサラブレッドみたいに崖っぷちで歩みを止めずに愛しあえ ここまで来たと振り向くな荒野…

  • 黒い翼の間を – BBHF

    近づいてくる運命の日 目を閉じて息をするどうなんだい 僕らは 同じテーマの前で出会ったけれど君と隠れた小屋に 鍵をかけていつしか みせない姿は広く滲んだ 影あそびの鳥 どんな色 どこへ向かう 決めないまま ただ羽ばたいて知りたかった 触れたかった 震える指で開け放ったら 君の背を押していく 黒い翼の間を 影が落ちても その姿は見えてるよ傷だらけの手で押していく 鉄の壁を明日へ 息が切れても君に空を…

  • 僕らの生活 – BBHF

    僕らが見つけた 冷蔵庫のドア 間延びした夢 消せない日々の匂い取っ手の取れた愛からこぼれた情に 湧いた虫は翼でどこかへ飛んでいって幸せになる うつくしき僕らの生活 仲間たち焦らされ せつかれて 喜びを分かち合えるいとしいひと カラオケにいこう! 穴埋めにいこうあんまりにも平坦すぎて どこなのかもわからん道を走る 走る 消し炭になるまでの一瞬の瞬き 見せつけあっていたよ 悲しい重ね合いで二度と戻らぬ…

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