BAZRA

  • ワゴン – BAZRA

    決めかねた 内緒の決め事 ぶちまけて 歌をつむぐのさ俺たちを 笑うのはいいが 気にもとめない 演奏は続けてく 形も見てくれも 名前も呼び掛けも掲げた価値すらも 薄っぺらな生活も 座席には キレた弦の束 汗で濡れた ペダル踏み込むさリズムだけが 真実を煽り 塗り潰した 演奏は続いてく 形も見てくれも 名前も呼び掛けも掲げた価値すらも 薄っぺらな生活も少しでも少しでも 心のこの奥を少しでも少しでも 心…

  • バブル – BAZRA

    燃えさかる太陽のように ジリジリ身体に爪たてて 今日、陽だまりの中に 飛び込んでやろう今日、陽だまりの中に 暴れに行く はちきれそうな 皮膚の上泡立つ細胞 さあ 踊り出す時だ 裸に青空を詰めて ギリギリ美しく果てよう理性を捨てて 理解を超えて許される限り 熱を交わそう 今日、陽だまりの中に 飛び込んでやろう今日、陽だまりの中に 暴れに行く はちきれそうな 皮膚の上泡立つ細胞 踊る時だ激しさ故の 静…

  • エコー – BAZRA

    きっかけなんて 何処にでもあるさ求めている時ほど 見えづらくなってんだ 戯れてまっしぐらに 思い付くまま ハイハイハイ跳ねあげた日射しの中 せわしない汗 ハイハイハイ そよ風に吹かれて めくれていく今日にひっそりと大胆な 約束が駆け抜ける 求めたのは 正解や答じゃなくて夢中に 夢中になる がらんどうの胸響かせる鼓動さ ひっきりなしに 懐かしむ過去は美しくありたくて 確かじゃなくなってんだ 刻まれた…

  • 体温 – BAZRA

    寛大な理不尽扱う 我の狭き我の名受けとめて 受け入れて 衝動粉に変えるから二度三度と同じ事を 過ちなら繰り返すそれなのに抱きとめて 歪んだ骨を正すから 打たれて怖じ気付く内側で止まないぜ雨 粒が熱を吸って溶けていく ありのままの理不尽を扱う 我の狭き我の名受け止めて受け入れて 衝動粉に変えるから二度三度と同じ事を 過ちなら繰り返すそれなのに抱きとめて 歪んだ骨を正すから 打たれて怖じ気付く内側で止…

  • 彗星 – BAZRA

    忘れられずに佇む 眠らない悲しい音色小さな雲が通りすぎて 会話が全て遠ざかる始まりも終わりもない 繰り返される日常よじれた窓に映ってた 挑むように見える君の姿 もう破けそうなほどの淋しさに君は耐えているんだ 気づかないまま 信じすぎてた質問 解らない正しい返事誰かの真似をしようとして 喧騒すらも受け入れる見失いそうな時を たちきれそうな時を掴まえようとひたむきに 目を凝らしている君の姿 もう破けそ…

  • 白と黒 – BAZRA

    白く霞んでいく 嘆きの波を越えて結んだはずの朝に 歩く 許せなかったこと それに頷くこと漲らせた覚悟 自ら消してしまう このままでいいのかなんて 誰もが思うことだとタカくくって放っておけば 内側から蝕まれる 黒く滲んでゆく 力ない目を向けて望みを消した朝に 歩く 心を寄せた人 それを裏切る人逃げ道のない過去 すべてが追いたてる いつからか白と黒の 狭間でまだ揺れてる限りある慰めに 身をやつした誤魔…

  • 呼吸 – BAZRA

    わからない理由がわからない うつむいて気付けば誰もいない取り囲んでいるものは眼差し 沈黙に息づいた呟き シャツの中でアイロンが 背中焦がして逃げてった誰か教えてくれないか 背中の穴はどこにある 大きく呼吸すればもれていく 昨日のような今日にだけど立ってる立ってる 胸に穴が開いた誰かと抱き合うために 一人きりどこまでもいつまでも 動けない不安と期待で信じて疑わない眼差し 言い聞かせているような呟き …

  • ファンファーレ – BAZRA

    寝っ転がってファンファーレ 栄光なんてありゃしねえどこもかしこも 立派に振る舞ってる俺は システム システムの中 悪あがきをするのさ 現実から離れ 夢みるためのベッドで疑うことしないで横たわってる俺は 生きてない 生きてない そう思い込んでいたのさ 選ぶ時だ 合図を! 辟易だ 合図を! 決められた定め 歯車を踏め 明日への甘え 屑かごに捨てて 引っ張り出したファンファーレ 成功なんてありゃしねぇか…

  • トンネル – BAZRA

    口笛吹きながら いつの間にか迷い込んでたひたすら続いている 長い長いトンネルの中で 突然目的が 壁と共に剥がれ始めたたちまち惨めになる こだまする足音に問い詰める どこ向かってるんだ 赤いレンガで閉ざされた空どこ向かってるんだ 望んじゃいない道の上 溜息吐き出せば 行くべき道が吹き飛んで今すぐかき集めないと 長い長いトンネルの中へ このままは嫌だから いつも誰か導いてくれる誘惑振りほどいて こだま…

  • 静かな情熱 – BAZRA

    いいさもう いいさもう投げやりな日の ともしびにぬれて刻もう 刻もう捨て切れない 消えそうな鼓動を 冷たい部屋の 片隅で眠るたよりない夢が 溶けて溢れ出す なんで?なぜ? こんな苦しい想いしてまで求めてるなんで?なぜ? あなたに伝えたい 辿ろう 辿ろう壊れそうな あの頃の記憶すべてを そして すべてを取り戻そう 静かな情熱 かすかに震える 感情のケイレンたよりない夢が やがて溢れ出す なんで?なぜ…

Back to top button