何年 何十年 かけて積み上げてきた
道徳および倫理なんてものは知っての通り
10パー20パー強め苦いアルコールで
あれよ あれよ ラッパッパー
何秒 何十秒 前に目と目が合って
もうすでに僕の頭は君で溢れて
どうやって悟られたのか君は微笑んで
おいで おいで ラララ
斑ら模様の獣がゆらりこっちを狙っている
その唇はそこいらのナイフなんかよりずっと艶めいている
濡れたオリーブ 指先 絡むような視線で もう逃げられない
冷たいドライマティーニは
身体もなにも冷やしちゃくれないんだね
何層 何十層 脳を掘り下げたって
人間の快楽の王様は背で徳なの
いやはや悟りの境地 僕の足を踏んで
もはや もはや ラッファッファー
斑ら模様の獣がゆらりこっちを狙っている
その胸元は熟れきった果実なんかよりもっと色めいている
トドメを君が突き刺す 妬むような視線で もう逃げられない
嘘と本当が混ざった獣が 今その爪を突き立てる
溺れながら 奥へと沈みながら 夢を見てる 価値の無い浅い夢を
静かすぎる これでは静かすぎる もっと声を 全部掻き消すくらいの
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