AZUMA HITOMI

walk – AZUMA HITOMI

空の青にも闇の謎にも染め抜かれたアスファルト
羽はなくてもまつげ開いて浴びてるんだ夕焼け

どんな一日きょうが毎日ここはだれの帰り道
アベリアの花 バドミントンの古い羽根とあそんでる

風のうたさえも通り抜けられないほどの
愛が いきどまり くすぶっている
素顔の太陽わたしをすかして

雨のあとにはやさしい匂いにどんな予感がしてるの
すれ違うだけ生きているだけどうしてもまた日は昇る

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Down By The Salley Gardens – AZUMA HITOMI

Down by the salley gardens my love and I did meet;She passed the salley gardens

おなじゆめ – AZUMA HITOMI

開け放しの窓から 灯りはおだやかゆっくり見わたす 紺色の空吐息はうつぶせ 確かなリズムでまっすぐ聞こえる どうだい?脳内せかいぜんぶ忘れて無邪気な 君の夢の中へ

ハリネズミ – AZUMA HITOMI

捨てたはずの不安の種が心突き破って芽を出した無数のいばらが今日も足下伸びて待ち構えているどこへゆけば会える抱きしめないで 背中のトゲは 君を傷付けるよそれでも 

ヒーロー – AZUMA HITOMI

ビルの谷間を駆け抜け日陰に潜む悪を封じる正義の味方はただの恋人誰にも見せないかなしみに夢を乗せてゆくヒーローヒーロースーツを脱いでここへおいで 楽しいことだけヒ

きらきら – AZUMA HITOMI

君は今 孤独の耳栓をしてふとんの模様をなぞってる君は今 白い壁にくっついて闇をにらむ敵はどこだ 君の中だ 固まった黒い お砂糖みたい君と今 ガラス越しにきらめい

ドライブ – AZUMA HITOMI

呼吸をするたびに溢れてゆく未来横顔盗むのはやめにしてイエスでもノーでもない走り続けるだけ涙は夜空にあずけて君を見失った だけど二人は止まらないそうさこんなに自由

破壊者アート – AZUMA HITOMI

開いたままの口が 塞がらないのならそこになんでもつめこんで破壊者の気分 存分味わえばいいんじゃない私だけのオリジナル芸術品には触らないで壊れやすくもろいので完成

無人島 – AZUMA HITOMI

こんくらいなら大丈夫ボロボロのスニーカーまるで予想ハズレにわか雨のいたずら飛び越えきれずに水たまり真ん中でぽつり無人島のように浮かぶ聞こえてこないの ただ響くの

太陽をみていた – AZUMA HITOMI

草の上寝転んだふたりまぶしそうに 手をかざし太陽に背を向けて静かにキスをした冷たい頬をすべらせてかさなる笑顔長い間 同じ夢みてた丸い穴があいてるあなたの真ん中に

かさぶたとチェリー – AZUMA HITOMI

静かに待ってもはじまらないねもうずっと前からひび割れていた熟しているのに甘くならない力尽き震えはじめる重たいチェリー落ちてゆく滴に両手を伸ばした指先を真っ赤に染

にちよう陽 – AZUMA HITOMI

冬になるといつも思うんだ夏ってどんなだったっけ秋になればなんとなくそろり離れてったふたり朝目覚めたら好きな teaより君をあっためたいよ今度こそたのしくなれるも

east – AZUMA HITOMI

東の空の彼方の手前で休みたい 眠りたい 届かない赤い信号 車の光はきらきらさらさら 私を置いてく寄り添ういびつな影は 見なくてすむ涼しい風に揺れて そろり離れば

東京 – AZUMA HITOMI

改札を抜けて待ち合わせしたならそれがあたり前で私の知らない景色を映したその瞳にキスをはしゃぎたいのにぼんやりしている音のない雨上がりしあわせだけが降り切っていと

情けない顔で – AZUMA HITOMI

情けない顔で深刻そうにしないで細いその目やぬれた唇苛立つ声もいいけど何かと言えば「ほっといて」僕は何者だ?その胸に掘った穴落ちてあげる好きなのよあなたを自由に閉

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