こんくらいなら大丈夫
ボロボロのスニーカー
まるで予想ハズレ
にわか雨のいたずら
飛び越えきれずに水たまり
真ん中でぽつり無人島のように浮かぶ
聞こえてこないの ただ響くのははじかれる雨の音
傘を広げればもっと近づける 隠れた声も逃がさないよ
尖った氷山も
ギリギリでかわした
乗りこんだ船は
まだまだ新しいから
この先嵐も来るだろう
君はまたひとり遠くの空を眺めて
聞こえていないの ただ響くのははじかれる雨の音
傘を広げればもっと近づける ちいさな声も届くように
真っ先に上陸して 今すぐに発見したい君を
見つめ合っていてもそばで笑っても 吹き抜ける雨の音
いつか傘を閉じふたりの海へ 投げ捨てるんだ勇気出して
隠れた声も逃がさないよ
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