AZUMA HITOMI

にちよう陽 – AZUMA HITOMI

冬になるといつも思うんだ
夏ってどんなだったっけ
秋になればなんとなくそろり
離れてったふたり

朝目覚めたら好きな teaより
君をあっためたいよ

今度こそたのしくなれる
もういいかい もういいよ
でもみつけにきてくれなかった

にちよう陽寝転んで
君に会いたいまだ会いたい
ソファの上まどろむ午後に
会いたいまだ会いたい
こうして夢のなか

冬になるといつも思うんだ
夏ってどんなだったっけ
夜になれば明日へとさらり
時間は流れ出す

くるまったお気に入りの毛布
君のにおいがする

何度でも冷めないように
くっついた とけ合った
おなじようにまた春は来るの

にちよう陽寝転んで
君に会いたいまだ会いたい
ソファの上ひとり隠れて
会いたいまだ会いたいこうして

にちよう陽沈んでく
君に会いたいまた会いたい
思い出はぎゅっと丸めて
会いたいまた会いたい
こうして夢のなか

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