自由の裏路地で魂がカサカサのまま 干からびて五寸釘で君を呪うくらいなら僕の名をそっと呼んでくれよ 指で何度も頬骨を撫でて 自由の裏路地で悲しみがしたり顔で喚き散らしてコメディのキャストじゃ足りないなら明日 ちょっとだけ顔を貸すよ 笑えなくなっても指で何度も頬骨を撫でて 車道を渡って君が走り出す沿道に立って僕は手を振る次第に姿が小さくなっても 頬をつたって感情が溢れ出す沿道に立って僕は手を振る指で何度も涙を拭
この世界を裏切って腹のなかで蠢いているハラワタ 食い破って赤黒く漲っている 焼けた皮膚を破るまで 滾る闇の奥に光が在って遠く声を確かめ合って濡れた指先で撫でるようにいつか君に触って 人間の残骸喧噪 ダイナマイト愛の欠乏を埋めるマネー応答はない勝敗もないが随分 張り込んでいる 焼けた皮膚を破るまで 滾る闇の奥に光が在って遠く声を確かめ合って濡れた指先で撫でるようにいつか君に触ってみせるよ
破れたシャツズタズタのプライド引きずってもう 手垢がついてベタベタの愛を振り廻せよ 干からびてカラカラの才能携えて もう 手垢がついてベタベタの愛を振り廻せよ 緩やかに続く街路を滑り出すショッピングカート 新時代の胎動野ばらの蕾が匂った「繋がっていたいよ」古びた破片が光った 錆び付いてズタズタの回路取り替えて もう 手垢がついてベタベタの愛を振り廻せよ 軽やかに歩む彼らの靴底にアメーバ 新時代の胎動野ばらの蕾が匂っ
街の不条理を知って受け流すイエロー日々の裏通りに立って黙り込んで消えろ 街の不条理を知って受け流すイエロー彼の言う通りになってぎこちなく笑えよ 声を張った彼らがうずくまった狭い島君が知らないなら誰も知らないまま 闇雲な愛から浮き上がった悪夢は君が知らないなら誰も知らないまま 街の不条理を知って受け流すイエロー日々の裏通りに立って黙り込んで消えろ 街の不条理を知って受け流すイエロー彼の言う通りになってぎこちな
スウィンギングバック鄙びて沈み込む薬局睡眠薬はいらない夜はこれからさ 綻んだ顔を見なくなって久しい目一杯 笑った人の目もあるのに 静まるモータープール色のない車街灯とアイドリングオレンジの束 コインパース焦ってぶち撒けたアイロニー一枚ずつ拾った夜はこれからさ 飼い犬たちが戯れ合って喧しい鼻歌 歌った好きな曲じゃないのに 静まるモータープール色のない車街灯の明かりオレンジの束 月夜の雲に目を合わせて追えば遠く旅
TVショウの残骸の上でカッとなって旅に出よう予定にない散財とキャッシュカードきっと来世まで持って行けはしないよ 町外れにサーカス寒空にサーカス レジもないような売店で冷えたビールを買って乾杯しようでも 愛想笑いのスキルをピカピカに磨く暇なんてないかも 町外れにサーカス寒空にサーカス 嗚呼 もう見飽きただろう愛なき日々のハーフタイムショウ滑舌の悪い彼のスピーチが終わるころ出口で会いましょう 足こぎの車で綱渡る
鈍い息を吐くトラック咳を鎮めるドロップ灰色の空気も吸い込むしかないだろう誰の彼がどうとかアイツがウザいとか割れた画面をスワイプ撫でた指の先 満たされないけど投げ出せそうもない少しずつ何かを削るような毎日だけど彼の声とかささやかな自由とかわたしはわたしを抱きしめたいだけ 約束を交わそう今 出会ったみたいに 凍える夜を堪えたように怒鳴るような太陽を避けたように今はまだ雨宿り急ぐほど重要な理由もない 呼び声が君
朝焼けがアパートの布の目を抉じ開けて燃える今日が忍び込んで赤色の笑い声それでなんとなく助かった もう余命だって何十年とはないから透明になって窓辺に漂う それでも闇の終わりに輪郭があったの頼りなく揺れる身体に輪郭があったのその布の目の向こうに光る街が見えた酷い嵐の朝にも 照明なんてここには当らないから透明になって窓辺に漂う それでも闇の終わりに輪郭があったの頼りなく揺れる身体に輪郭があったのその布の目の向こ
さようなら ソルジャー北限のレストラン干からびたパスタと冷めたビーフ歪んだスピーカー越しのトークこれからは君が会いに来て 脱ぎ捨てれば僕たちは またオールライト 不意に腕を握って急に好きだと言って自由に空を渡った水鳥のように数十年 羽をたたんで今まで この風を待って遂に君と出会ったもう 離れないでよ 虹の架け橋と壊れた時計塔硬く閉じたドアを開けて南の島へと辿り着くまで 離れ離れた時を越え偲んで 忍んで 日
記憶と呼ぶには妙にぼやけた声が表通りを抜けて彼の耳に届いた 遠い昔に忘れ去られたことが立ち現れるだろうそして立ち去るのだろう 子供たちが解き忘れた自由や君とよく似た顔やプラスチックの自動車大人たちが手放した理由やゴミ溜めに咲く花を蹴散らして歩く衛兵 照準を背中に合わすマシンガン手を休めればたちまち蜂の巣さ書類の改竄に勤しむ自警団世界の終わりが酒場で待ってるぜ 愛と呼ぶには少し足りない言葉読み返した部屋に音
野道に咲き誇る リンドウ山肌の後先に待ち受けるヴァイオレント花びらの上に朝露が煌めく日も雨の冷たさで動けない朝でも 野道に咲き誇る リンドウ川べりの孤独に鮮やかなヴァイオレット花びらの側で足を休める合間を風が駆け抜けるよう 歩み出した片足のスニーカーの靴紐緩んだ地面の上七色のアーチと自由なフラッグを掲げよう胸を張って進めよ 迷い人 いつだって悲しくなって失意のまま ゲットダウン何処だってドアが閉まって苦
朝方に彼とバス停のベンチでそれじゃまたねって手を振って 今日まで 忘れられないよね何も捨てないでね 時計の上で振り子になって文字盤もいつか剥がれたって針が巡って重なったらもう一度触れてもいいって笑ってよ 互いにつつき合う少年少女とすれ違ってふいに思い出すのは色褪せちゃうけど忘れられない場所 機械の上で張り子になって歯車もいつか空回って針が鈍って止まったらねえ少し休んでもいいって言ってよ 時計の上で振り子にな
靴底 すり減って縒れるまで彷徨った路地裏当て所なく蹴飛ばした小石を追って顔を上げればあの娘が笑ったんだ 太陽が眩しくてあの日のまま 佇んで誰も彼も消え去ったって闇も夢も連れ出してもう どこへでも行ける気分さ 辿れば疲れる言葉たちを言い値で落として丸ごと投げ出して自分なりのスタイルで揺れれば心が踊ったんだ ダンシングガール眩しくてどうかこのまま 消えないで覚えたての不器用なステップ雨も風も振り回してもう 
ナッシング 実は何にもないそれに先立って 夢も希望もない無愛想な商人の 即席のリアリティをゴミ箱に叩き込んで燃やそうぜ 蹴飛ばして 愛を確かめたい君にまたがって 声を確かめたい止まったエンジンと漲ったバッテリーも彼のことを思い出してキメようぜ 俯いていては将来なんて見えないほら 雨上がりの空から子供たちが覗いて笑うホームタウン 「こんなことして何のためになるんだ」そんな問いで埋め尽くされてたまるかよねえ
テールランプが騒めく川辺に陽が溶けるまで用もない顔した世間に流されちゃダメ そんな日も生き急ぐように きっとねえ Boys & Girls教えてよ そっと 夢と希望まだ はじまったばかりWe’ve got nothing 愛嬌のない社会に産まれた犬みたいにさ「興味ない」みたいな言葉で切り捨てないでね そんな日も生き急ぐように きっとねえ Boys & Girls教えてよ そっと 夢と
午後になって太陽が濡れた頬を乾かして静かに燃える日々の頼りない輪郭をなぞった そこにただ在るだけでそのまま ぎゅっと引き寄せてわけもなく抱きしめてこと切れるまで モノクロの葬列を見送った町外れの丘からは鈍色に立ち昇る悲しみが見えたんだ そばにただ居るだけで涙がそっと流れ落ちて祈る前に抱きしめて朽ち果てるまで 血の味のしない 僕らの魂手繰り寄せた手が震えていたんだ寂しくなったよ愛おしく思ったよ また そこにた
雨のち雨の月曜百三十円で一ダースの絶望部屋にひとりで難攻不落の砦 左側が死んだイヤーフォン右に傾いた希望新しい祝日新しい祝日さ だけど誰かが襤褸を出すまで静かにやり過ごしてもいいけど何ひとつ失うものがないなら抜け出すのがいいかも 新しい祝日新しい祝日さどう思う? 曖昧でいいかい?適当でもいいかい?そんなことないさどうでもいいわけない だけど誰かが襤褸を出すまで静かにやり過ごしてもいいけど譲れない君の何かを守
気後れで 夜まで 弛緩して野を這うように 雨ざらし 場当たりの 歴史観で 論破して積み上げれば クズの山 ここはどこなんだろう? 飛び降りるタイムマシーン君を連れて行かせないさもう二度と 気まぐれな誰かの 予言まで信じ込んで 伸し歩き あんな言葉信じるなって場違いだってレイシズムなんて ろくでもないさつまりは クズの山 ここはいつなんだろう? 飛び降りるタイムマシーン君を連れて行かせないさ自縄自縛の時代へなんて
言葉など一言も出てこなかった想いにもならないものが体を走ってポケットにはなけなしの空しさがあって僕らは何処へも行けずにいる どんなコードもふさわしくないと思ったメロディでは辿り着けないと思ったTVでは遠く街並が映って僕らは何処へも行けずにいる 君の小さな指も彼にはひかりのようだったろう共に在った日を忘られずに彼は生きて行くのだろう スーパーマーケットの売り場をぼんやりと見渡して何もかも都会の僕らには足り
街灯の相槌 沈む夕日のマーマレード渡り鳥のお別れの鳴き声欠けた瓶の縁 蓋は開いたままで満たすように苦いドロドロの毎日 黒塗りのナイトホーク 少女が失くした両目消えない青痣のような砂漠の悪い夢 白壁のハイスクールあの娘が隠した両手誰にも悟られぬように願いを抱えたまま 涙が落ちて 海に注いで 何時しか空まで戻るような何一つ残らなくたって 君が笑えば それで雨が上がって頬が乾いて その跡に虹が架かるようなそん
廻る 君と今 エイトビートただし役目は終わりさ 銀のディスクほら 退けよ そこ退けよ 踊れ 時代と寝るようなダンスビートつまり壱と零の群れハードディスクこそ 意味をそして分析を ジャスト 今 君の希望ロスト ほら 僕の理想 廻る 君とまだ エイトビートただし役目は終わりさ 銀のディスク押されても ここ 退かねぇぞ 時代を貫け エイトビート群れる羊の最期さハードディスク増設をさらに増設を ジャスト 今 君の希
「将来の夢を持て」なんて無責任な物言いも1986に膨らんだ泡と一緒に弾けたの 「何もないです」それで「ロスト・ジェネレイション」か忘れないで僕らずっと此処でそれでも生きているの息しているよ 「経済は底を打つはず」と博打打ちが煽るけれど2010は僕たちを一体何処へ連れてくの 何もないですそれならそうで拗ねていないで この檻を出よう 「暗いね」って切なくなって「辛いね」ってそんなこと言わないで「暗いね」って君が
あの話はどうなったの?彼が得意気に自慢していた噂話ほら 聞こえないよ そう言えば先週はどうだったの?行ったのは聞いたよ僕は全部を知りたいの 君の秘密を嘘でも 下らないかもしれない詰まらない? ノウ ノウそれでも僕にとってはそれが全て何気ないおしゃべりは終わらないノウ ノウ 消えるよいつか彼らも いつか彼女も君だってそう 何気ないこの日々がかけがえないことそれを敢えて今さら 口にしないでよ戻らないあの時は
彼は手のひらを前に差し出して溢れ出る透明を少し汲み取って 喉を潤して深く ひとつ息をするそれは東アジアの朝方の風景捨てられた黒猫の様な彼だって 喉を震わせて自分以外を呼んだんだ 嗚呼 傷ついた兵士も物乞いの坊やの暮らす路地も そう届かなくても 交わらなくても空がいつもと同じ青さをたたえていたって 誰の身体もいつかなくなって永遠はないのだろうそれだって 君の魂とどこか繋がっていたいと僕は思う 何もなくて 
架空生物の鳴き真似のよう溢れ出した泣き声夜を端に追いやって 話そう 気が済むまで 話題が尽きたら裸になろう架空生物の物真似みたいなスタイルで抱き合って壊そう 溶け合うまで 街の静けさが生々しくてむき出しの僕らは此処に在ってそれでも何処かしら頼りなくて最深部で濁るブルーから這い出すために糸を吐いてその糸でいつか希望を編んでありもしない羽で空を飛ぶ日を思う 無い目 開いて両手も一つになって生えているの夜にな
今さらもう遠い君に向かって どんな声をかければ「さようなら」の切なさにすがって 独り ただ夜に浸った 暗がりのカーブミラーをじっと 足を止めて覗けば縦長に歪む世界で ずっと僕は生きているみたい 右も左も逆さまになるほど青い果実の その青さを 悲しみよ 此処に集まれ君だけに罪はないみたい踊るしかないや 夜明けまでここで燃やすほかはない トゥナイト どこまでも続くビートに そっと身を浸して佇めば土曜日の夜は世
ため息混じりの海に沈んだ貝のよう悲しみも希望も全部拾ってマイクロフォン 何気なく君がボソリと零した声でも拾い上げて何処までも飛ばしてマイクロフォン こんな声ではそれは浮かばないよな届けたいのは誰?底まで沈んだまま 波打ち際を這った巻貝もいつかは星空で光る夢を見る三日月の日を待って這い出した僕らのこの想いよ 響け どこまでも ため息混じりの夜をすくってマイクロフォン悲しみも希望も全部拾ってマイクロフォン このまま
溜め息見えるまで濃くなって星も嘆くこんな夜には 月の裏巡って海まで来る日々の打ち合わせしようよ ビルの群れ人影濃くなって 街が少し動き出した今日も尽きない話だってこれまで朝になれば空を登る太陽 そうさ 僕ら 今此処から 進む以外はないみたい生まれたばかりの朝陽が燃え尽きるときを思うようにただ燃えているギラギラと燃えている クラスメイトたちはいつだって馴染めないゴシップネタを今日もあの娘がはしゃいだってそ
「繋いで」それだけを頼りに意気込んだ彼らの屍 掻き集めるなら新しい何かを イエス 今なら ほら だって後ならないぜ誰だって例外じゃないのに亡霊が彷徨い出す時代になって泣いたって遅いだろう? イエス 今をそう君も 「繋いで」いるような素振りに掴まって浮かんでも死ぬまで細胞は個の壁を乗り越えないだろう イエス それも知っているんだ後悔はないさ誰にだってなれはしないのに安直な共感を望んでアンドロイドのようになっ
日溜まりを避けて影が歩くように止めどのない日差しが路地を怒鳴りつけている風のない午後を恨むような そんな土曜日の模様 人々は厚い雲で顔を隠して行き場のない想いをずっと持って研いでいる何もない街に埋もれても それでも 今でも 連なるウィンドウに並び立つ人形の悪い夢それとも倉庫に隠れて塞いでいたって埃だけ被って見つからない誰の手にだって触れられない 僕たちの現在を繰り返すことだらけでも そういつか君と出会お