痛くないようにやさしく殺めた言葉に置き換えて 悲しみを忘れたああ いま 何をなくしたのだろう ツミという音のならびから 思い描かれたつぐなうことも叶わない 夢の記憶望まれたこの世界から 消えてなくなったいつもすでに欠けている 人の祈り 鏡に映した自分の姿が幸せを知るほどに 不確かになってゆくああ まだ 欲しい何かがあるのに 享楽の声がきこえない 今をみたすのはあがなうすべも奪われて 生きる痛み生き延びるだけの世界なら 迷い傷つい
ここには何もない どこまでも暗く退屈な偽り 意味のない苛立ち そう こんなにもひろく つめたい時間のなかでいつかきっと こころは朽ちて 圧しつぶされてしまうだろう ここには何もない 残酷な距離と不確かなつながり いくつかの過ち まだ こんなにも強く 自由な牢のなかでとめどなく流れて落ちる そのキレイなものに気づかない ほら こんなにもひろく つめたい時間のなかでひとつだけ残されたものは イマという一瞬だったのにいつもそれに気づかな
あなたの亡骸に土をかけるそれが禁じられていたとしても純粋な まなざしの快楽には隠しきれない誘惑があった どうして罪があるのだろうどうして罰があるのだろう 骨の尖は あまりにも白く無限につづく闇をさそった何もかもが あざやかにみえてすぐに消えてしまう あなたの思い出に鍵をかけるそれが損なわれて いたとしても狂おしい愛情の奥底には抑えきれない衝動があったかけらをひろい集めながら夢の終わりを待っていた 罪があるのは諦め