Annabel

filum – Annabel

茜色に染まる街を
見下ろす屋根の上

囁く歌声は
遠い記憶を呼び覚ます

どこまでも

数えきれない夜を越えて
重なり合う
君はどこかで一人眠っているの
今日も

失うこと恐れ
ただ愛を求めていた日も

結んで解きあう
透明な絆を知った

導いて

抱えきれない胸の痛み
小さな手に溢れ 零れたときは
私を呼んで きっと傍にいるから
どんなに遠くても

離れていく赤い空を
見送るように君が呟く言葉

いつか夢の果てで出会うときは
眩しい空の色を教えて欲しいの

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混線と対話 – Annabel

絡まる交じり合う膨らんでいく鮮明なエゴどこまで?ねえ どれだけ?欠けていく夜がそっと連れ出す縦横無尽、描くラインに間違いでも飛び込んでいけば方向を指し示す甘い問

証 – Annabel

曇りなき その刃紋宿りし 気高さを見止む(内なる身に まみえて燃ゆ)絶えず流れる とまどい迷いを 振り払いし時(潰えて成す 卑しき澱)違える意志を見送り歩みが 

perfect trap – Annabel

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華咲く庭で揺らめく瞳は棘の中 手を伸ばす儚く香る悪夢から 連れ出して重なり合うその度溢れ出す沈黙の詞したたり落ちる涙のように密やかに 拭い去る冷たい籠の小鳥は鳴

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キボウノチ – Annabel

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anamnesis – Annabel

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closed world – Annabel

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薄明 – Annabel

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キネオラマ – Annabel

瞬く 毀れる時は通り過ぎ珠玉の痛みはビロオドの幻影(まぼろし)簡単に割り切ることが出来れば孤独は癒えるでしょう?手繰る針の音 逆巻くことなく廻る 翳るその華やか

星路煌々 – Annabel

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黎明 – Annabel

夜明けは静かに風を染める彼の空、此の胸を吹きぬけて足元くすぐる枯葉の音賑わう街並みにとけていく共に歩く日もいつしか増え肩越しの景色はいつかの夢のよう嗚呼 揺れ動

blind hunger – Annabel

鏡の中に映る 泣き出しそうなわたしを真似るようにただ逆さまの影は消えずに日々だけ重ねて行き場を失った夜あなたに出会いこの世界はまわりはじめたねえ いいでしょ?交

Above your hand – Annabel

ひとつだけ 叶うのなら君の手の中揺れる小さな花でいたいはじめてみる眩しいこの世界で君ともしはぐれたとしても きっと見つけだして目覚めたらそばにいるよひとつだけ 

STEP AHEAD – Annabel

見つめているだけじゃ届くわけないけれど自分を誤魔化して いいわけにも慣れた足りない言葉揺れるその視線君と同じ世界をいきたいから踏み出せない 向う風にギュッと固く

シグナルグラフ – Annabel

手が届きそう 目の前で笑う君触れられそうな 距離にいても強がってまた閉じ込めてしまうけど心 零れそうな想いはもう見ないふり涙でにじんだ 曇り空でももっと高い場所

アロハコメナ – Annabel

見渡すかぎりの青い海トロピカルになめこ南国を味わいたいのさアロハコメナマハロ白い砂浜良いコシカケパラソル立てて準備OK暑いのは苦手だけどきっとロングバケーション

さよならの続きへ – Annabel

綺麗な水を分けあうように無邪気に永遠だって夢みていたからつなぎあわす言葉たちの 哀しい気配に気づけなくて心が濡れていたことも わからなくて静かにたどる甘い記憶あ

ハローメロウ – Annabel

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