記憶の映像をただよい 薄れていく面影微笑み 風に消えていく
精神(こころ)繋ぎ止める糸 悲鳴を上げ激しく千切れて 無軌道に跳ねる
放り出された次の朝は あまりに残酷で 無に支配された白い闇
戸惑い怯えながら 闇雲に手を伸ばす
たどり着く最期に何が待つのかも知らず
灰色の空見上げ 鼓動の音が響いて 耐えきれずこぼれた一雫
疲れ果て明日へ繋ぐ希望の糸 見失ったまま季節は流れ
すがるように膝をついた 君へ届くように 思いを叫びに変えていく
戸惑い迷いながら 闇に光を探す いつだってそこには何か答えがあるはず
別れの言葉さえ 交わせない過ぎた時を 忘れようとこぼれた一雫
抗うことも出来ずに 砂と化していく 亡骸が残した
行き場のない思いが漂う
声がまだ聞こえる 悲痛に呼びかけている
この場所でこのまま立ち止まれはしないと
凍える朝が来る それでも光は差す
生かされる理由を求めて歩き出していく
君へ届くように
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螺旋 – Angelo 砕けた硝子の欠片拾い集めた手のひら残した傷を見つめながら信じた未来は一夜の闇に 別れも告げずに弾けて消えた「このままどこまでも堕ちていくなら」震えて眠る夜 君に
EVE – Angelo 木漏れ日射すこの場所で 君が眠りについたまるで束の間 身体を休めるように そっと暖かな風が吹いて 黄砂は天を目指す姿消す面影は 意識に舞い降りていく声をあげて
FATE – Angelo 繰り返していく 哀しみ交わって紅く染まる月の下 引き寄せ合うように目まぐるしく過ぎ去る景色を 走り抜けて 振り向く暇もなく目を閉じれば確かに感じる 声にならない
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DECESE – Angelo 明かりを灯す 闇は霞んで 貴方を映した内なる声に 頷きながら そっと微笑みをかけた真っ直ぐに伸びる光は 許しを乞う身体を 静かに包み込んで遠く漂ったままの 残像
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