昨日のことなの、市場の帰りに見覚えのある後ろ姿
傾げた首から絵本を読むように記憶をなぞる、午後5時の追随画
おかしなことなの、思い出せないの、名前も目鼻も出てこない
不規則に歩くリズムにあわせて、ただただ背中を追うばかり
ネオンの木々をくぐり抜け、屈んだ屋根を数えて
浮かんだドアに手を出せば、、、それでも、あなたは振り向く素振りもない
遠くなるのに目が覚める ずっと前から教えてください
3度目の肩揺れる時、滲んだ手のひらに写るのは
昨日のことなの、テレビのむこうに見覚えのある後ろ姿
怯んだ腰から着せ替えるように記憶をなぞる、でも見えない
望んで目をこらしてたわ 荒んだ鼓動おさえて
追いかけた声の続きを、、、それでも、あなたは振り向く素振りもない
遠く離れて目が覚める きっと会えなくなるのも知らない
そっと踏み出すつま先と、滲んだ手のひらに写るのは
少し風の向きが、狂うわ でも、通り雨みたい
遠くなるのに目が覚める ずっと前から教えてください
3度目の肩揺れる時、そっと振り向く素振りも見えない
遠く離れて目が覚める きっと会えなくなるのも知らない
そっと踏み出すつま先と、滲んだ手のひらに写るのは
昨日のことなの、市場の帰りに見覚えのある後ろ姿
傾げた首から絵本を読むように記憶をなぞる、午後5時の追随画
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リリー – ANATAKIKOU この夏の雨を穏やかと 名付けたリリーの朝にはひとり言 寝言 雨の音 窓の外は準備中この夏の雨を穏やかと 名付けたリリーの店から明け方に伸びかけた髭で 青ざめた様
モネラ氏の庭園 – ANATAKIKOU 数えて、庭の蝶は 横風迷いながら彼の手を越えて今、寝静まる街に消えた数えて、花びらから 導かれたその夢に身震いは隠せない 深呼吸だモネラ夏の夜風に 頬よせては暮
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それは秘密 – ANATAKIKOU それは秘密 はさみをつかって切りとるようなまぶしい色づかいが白い絵具にとけてゆくまるで子供の落書きの 小さく垂れるユリの遊び絵それは秘密 はさみをつかって切りと
幻想港町 – ANATAKIKOU 着の身着のまま一人旅風にまかせて歩いたらある日 出会った港町まるで夢の続きの町へそで風きる子供らがみんな笑顔でお出迎えシュークリームでバドミントンくらげに習う立
シンデレラ – ANATAKIKOU 声を聴かせておくれ 僕のシンデレラ会えない時間がくれた 恋の魔法を解かないで夢を見させておくれ 僕にシンデレラ会いたいとつぶやく夜空に 無限の流星雨あの日に帰れ
はにかんで – ANATAKIKOU はにかんで踊ろう 悩むことはもう何もないのさ泣きやんでしまおう 僕は君の味方なのさはにかんで歌おう 誰の目も気にせずに二人で飛び出してしまおう 長い夜が待ってい