耳を塞いだって ざわめきは聞こえてくる 酸性雨で花は枯れた
明日咲くはずの花は枯れた
意味のないことばっかりだ 意味ばかり求めすぎるから
トンビは山に鳴いた もう帰れないと泣いた
掃き溜めみたい憧憬も 遠くからは見とれていた 憧れが駆け込み乗車
いたたまれなく頭を垂れた
絶望と君、隣り合わせ 自暴自棄とは背中合わせ がらんどうが乗り合わせ
乗り過ごしたんだ幸福を
空っぽな奴ほど詩を書きたがる ほんとそうだよな ほんとそうだよな
傷ついたなんて言わないぜ けど痛くないわけじゃないよ
優しい人なんていないぜ 武装解除しただけ 空洞空洞
僕らが野垂れ死んだって その頃には忘れるくせに
「信じてる」も「愛してる」も オーナメント巻いてる空洞空洞
何にもやる気が起きないよ やりたいことなんてないよ
反省なんかもうしないよ 責任なんてとらないよ
別れた人はもう忘れた でも忘れたこと忘れない 亡霊と僕ら生きてる
つまりは憑りつかれてたんだよ
送電鉄塔 原っぱで口ずさもう 夢にあふれた歌 夢にあふれた歌
死にたがらない奴らが 死にたがる奴らを迫害した
翌日の某コンビニで マシンガンは品切れ 空洞空洞
君の骨は拾えないぜ この命使い果たすまで
それを使命と呼ぶんだよ そんな訳ねえよ 空洞空洞
離れるものを留める術それすら持たない僕らは 泣き言ばっかを歌う
最近街でよく流れる流行歌 あれだってそう 誰だってそう
街はがらんどう 巨大な空洞
車道の側溝 自販機の横 笑みの喉元 君の足元
夢、希望も恨みつらみも 「君に会いたい」も「くたばれ」も
詰め込んだ火炎瓶で 世界ざまあみろ 空洞空洞
みんな死んだ焼野原で めでたしめでたしで終わり
そうだったらいいのにな なつかれちまった 空洞空洞
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理想の花 – amazarashi 過去の連なりのくるぶしに できた青痣を青春と名づけてそれをまるで仇のしるしみたいに 夜になる度撫でて想いは晴れたか? もういいよ何も憎まず 心に歌を多くは望まず
未来づくり – amazarashi 思えば僕はずっと僕の事 嫌いだったんだ そんな事 忘れてたよ何でだろう 多分あなたに出会ったからです思えば僕はずっと人のこと 疑ってばかりいたよな相変わらず笑う
冬が来る前に – amazarashi 冬が来る前に 夜半の波止場でビールを飲もう星座の肩に腰掛けて 溜息も潮風も似たもんさ冬が来る前に 三保野公園で草滑りしよう水飲み場の横の柱にさ これまでの失敗も