この世界は少し煩すぎるから カーテンを全部閉め切ったよ結露した窓を擦って覗くように 恐る恐る世界を窺ってた忙しい日々がやがて土砂となり それに憧れは埋没して気付いた時には もうすでに手遅れで 息もできぬまま数年が経ってた 諦めの萌え木 レジスターの奴隷 心が腐らないように冷凍する必要があった弁当をレンジで温めながら 心溶かしてくれ 心溶かしてくれ 表情すら隠す癖に 分かってほしいだなんて後ろめたくて当
法律を破りたい いい人なんか報われないホールデンとかディーン・モリアーティ 車を盗んで逃げ出したい所詮僕など俗物だ でもそれに居直るような物質の奴隷はごめんだ 命の喜びは裏切れない 悲しみだって喜びさ 何もそれは現実逃避じゃなく震えるこの身の震源地が 恐れの向こうで脈動するから 死んでるみたいに眠ってる 泥を掴む度汚れてく耳をそばだて聴いてみる 寝息は未来の匂いがする 精神的にまいっちゃった 原っぱ寝そ
僕はあんまり出来た人間ではないから君が嫌になってしまうのも しょうがないと思ってるよきっと 人にとって大事なものなんてさ一人に一個だろ それが君だとは言い切れない僕さそんな歌を歌ってしまう僕を見ても 君は笑ってるぜそうだその笑顔を好きになったんだ嘘つき 泥棒 人殺し ねぇ神様 僕の神様は そうだ君の笑顔なんだ 涙こらえて立ちつくす 人の背中をそっと押してやるどんな時だって優しい顔 そういう人になりた
アイデンティティが東京湾に浮かんでいる巡航する豪華客船のその波で 浮遊してる やがて沈む物珍しそうに 乗客は人だかり助けるべきか? いや、あんな得体のしれないものには触れるなあれはなんだ? あれはなんだ? あれはなんだ? あれはなんだ? 受諾と拒絶 拒絶 拒絶 手は組めないぜ ただじゃ死なないぜ許可されて生きる 命ではないよ ああ私の私応答途絶 途絶 途絶 生きているなら声を聞かせて徐々に蝕まれる暮
私が私を語るほどに 私から遠く離れてしまうのは何故でしょうか?身を投げた漆黒の太陽が 遺言のごとく焼き付けたひと夏の影絵はトイレの汚物入れの中で真っ赤に滲んで泣きじゃくるばかりです殴られた痣はすぐ消えてしまった いっそ消えずに一生残ればよかった誰かを憎む理由をこの身体に誇示して 全てを切り裂く免罪符となれ物心ついた私は白痴でキチガイであなたがそう呼ぶからそれにふさわしい人間になった「どこにでもいる
いい事なんかなかった街でも別れる時には寂しくなるんだな出掛けに見送り沈丁花友達よまたな 恋人よさらば 夕立旅立ち 行く先に光懐かしい夢達 未だに覚めないし泣いたり凹んだり その度生き返り新しいあんたに 再び日は射し 過ぎ去る家々を数えてその数の人生 その数の別れ僕はまた一つ賢くなる「あん時ああすれば」 それも過ぎ行く風景 夕立旅立ち 行く先に光懐かしい夢達 未だに覚めないしあん時確かに 泣かないと誓い始
稲穂が揺れる田舎の風は 置いてきぼりの季節の舌打ちか溜め息駅の待合室でうらぶれて 誰彼構わず 憂鬱にする 憂鬱にするどうせ出てくつもりなんだろ この町ではみんなそう決意は揺るがないか 迷いなどはないか故郷を捨てるつもりか 気に病むな、それでいい振り向くな 立ち止まるな 花、そぞろ芽吹くとも、芽吹かざるとも 幼い頃に遊んだ校舎の壁が ひび割れた分僕らも傷ついたガードレール ゴールポスト 漁港のはしけ こ
失望したって君が言う時 君は失望の彼女みたいだ夜明け前だ 血の気の引いた空 死人みたいな一日がまた来る 君の瞳は拒絶していた 曖昧な受諾と定めと時間がくれるはずだったもの そのほとんどをおかしいのは自分以外 嫌いなくせに笑ってるパラノイア悲しい風には泣かない 悲しいなんて認めない ねえ二度と泣かないように 君を脅す君にとどめを刺して僕と逃げよう 地の果てまで 追っ手は暗闇 明日無き逃亡 「誰にだって辛い
応答せよ、応答せよ 本日、7号線を南下する北風を見送った東北から押し黙る空を無数に漂流する、出口無きそれぞれの地獄たちへ「色々あったな」では済まされない、色々の一つ一つをあるいは、未だ得体のしれない、心に翳り続ける憂いの数々の出生をつまびらかにする為に 性懲りもなく相も変わらず ここに立って呼びかける 応答せよ、応答せよ ミズーリを疾走する、若き太陽熱と無暗な排気量をもって人が生きるという巨大な山影に抵
宵の淵に腰掛け物思い 街は馴れ馴れしかった、当時でも、親しい顔すれば素通り 脆い思い出は溶けてしまった氷彼はキスした手首の傷に 朝日に素面の顔は気まずい目の下のクマは黒い三日月 温いシーツに香りの名残はずるい 外と隔離した部屋で 飲み干す傷病手当現実に悪酔い どうせ咲かぬ蕾間引かれるなら どうか私から はしゃいだ分だけ寂しい 空虚に化粧ほどこし夕映えが最後に 頬を赤く染めてくれるそしたら綺麗と言って 
「色々あったな」の 色々の一つ一つをつまびらかにしたくて ペンを取ったわけですがもう君の好きにしてよ 僕も大概好きにしてきた僕の事は忘れて 他に行きたい場所があるんなら 名誉ある潔い撤退より 泥にまみれ無様な前進を尻尾を振る称賛の歌より 革命の最中響く怒号をあの日の情熱の火はいずこ 悔しさを並べたプレイリストそぞろリピート音楽と風景 後悔、浄化する過去の巡礼 まさかお前、生き別れたはずの 青臭い夢か?
憂鬱が風に散らばり 吹きだまって影になる僕らの足音は 無情を饒舌に諭す君の瞳の深さを 覗き見て狼狽える望みなどあったでしょうか この行く先には おどけて笑うのは この道が暗いから明りを灯すのに 僕がいるでしょう さよならごっこは慣れたもんさ でも手を振ったら泣いちゃった僕らの真っ赤な悲しみが 暮れる 暮れる そして夜が来る当たり前にやってくる明日なら 「生きたい」なんて言わなかったよせばいいのに夢見て
僕らはいずれ錆び付いて ついには動かなくなる緩やかに終わりへの航路をたゆたう箱船に乗せられたある意味 標なき漂流者だ加速する日々は ついには減速する日々を迎え陽が沈んで黒ずんだ水平線と対峙する 暗夜行路に至ったのです打ち上げられた船乗りの靴 明星とデネボラの隙間 微かに光る六等星全ての人に忘れ去られる事が 終わる事だとしたらその時僕は既に終わっていたし それを寂しいとすら考えなかったただ静かに唸る
アイザック 1カートンのナーバス哀楽 セブンスの歩幅工業区 黒煙のキャンパスラングストン 一服のドラマ 品川駅が咳き込むので 着飾った女性が背中をさすっていたうずくまった未明通りでは今日も犯人による犯人捜しが 憶測と出歯亀と有識者でぎゅうぎゅう詰めだ悪人のくせに悪人面する勇気すらない 恥知らずの悪人が吐いた道徳によく似たそれは 腐敗する妄想晩秋の訃報 猟銃の発砲初雪が未だ逃走 十二月の東北 アイザック
ひるがえって誰しもが無罪ではいられぬ世にはびこって断罪をしあったって 白けてくるぜ愛が去って空いた穴 塞ぐための巨大な偶像は ここにはない少なくとも僕の部屋には もっと生きてえ もう死にてえ そんなんを繰り返してきてリビングデッド リビングデッド 人生を無為に徘徊してもう無理って飛び降りて 我関せずって面でいいって背負わずに生きれるならそうしなって 永遠なんてないくせに 永遠なんて言葉を作って無常さに
僕が言葉を話す 君が言葉で答える僕らの距離を埋めたのは きっと言葉だった地面に寝転んで星を 数えながら思ったことこれから話す言葉は ただそれだけの話 宇宙の埃として 右往左往ばっかの僕らは地面に縛られてるからきっと本能なんだ この重力に抗いたいのは 涙が地面に落ちるのは それなりの重さがあるから人生において苦楽は 惑星における衛星のよう喜びだけを掴みたくて 近づき過ぎて墜落して台無しだって泣いたんだ 
私が私を語るほどに 私から遠く離れてしまうのは何故でしょうか? ■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 歌詞 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 「どこにでも
広大無辺な荒野を遮るものは何も無くまして引き摺る想いなどあるものかまた明日を夢見るも 今日が過ぎ行き今日となり手にするものは数あれど 連れて行く物は数少ない 無用な涙はくれてやれ 去るものにだけくれてやれ理想も夢想も綯い交ぜの 独りよがりの詩歌には拍手や涙は似合わない 吹き曝し位が丁度いいそこを 私の墓標にしてください 手向ける花は風任せ 野花の種子が舞うでしょう雨が降ったら喜んで 虫の死骸と眠ります
面映い思い出一つ 紐解く手が震えています幸せとは つまり つまり あなたのことです古い歌口ずさむたび それと見紛う 面影を見るさわれないなら いっそ いっそ 消えてください 日暮れて連れあう 街に蝉時雨繋いだ手と手を離さなきゃよかった僕を支えてくれていたのは いつだって 笑いあう喜びでした 許しあういたわりでした見落としそうな程小さな 特別達でした隅田川花火が咲いて 散るまでには会いに行きます移ろう季
いつもの帰り道ふと 見上げたいつもの夜空なぜだか あの頃とは違って見えたんだ そうだなぼくも 少しはまともになれたかな いや そうでもないか今も変わらず 上手く笑えない毎日ですあの頃の仲間も 無茶はしなくなった そりゃそうだ あいつも立派な父親だもんな部屋の中で死にそうな 顔をしていた僕も今じゃこんな歌も歌えるようになった 友達のおかげで立ってるんだ 家族のおかげで歩けるんだあなたのおかげで生きてる
もし生まれ変わったらなんて言いたくない どうしようもない僕の人生も長い付き合いの内 愛しくなってくるもんでぶつかって 転がって 汗握って 必死こいて手にしたものは この愛着だけかもな まぁいいかそんな光 時々虚しくなって全部消えてしまえばいいと思うんだ神様なんてとうの昔に阿佐ヶ谷のボロアパートで首吊った綺麗な星座の下で 彼女とキスをして消えたのは 思い出と自殺願望そんな光 朝が来るたび陰鬱とした気持ち
遠い国の山のふもと この世で一番綺麗な水が湧いたやがてそれは川になり そこに群れを作った魚を腹を空かした熊が食べて 猟師が熊の皮をはいでそれを市場で売りさばいて 娘の為に買った髪飾り悪い人間がやってきて 全部奪ってしまったのは歴史のちょうど真ん中辺り 神様も赤ん坊の時代母親のこぼした涙が 焼けた匂いの土に染みてそれを太陽が焦がして 蒸発して出来た黒い雨雲 その雲は海を越えた砂漠に 5ヶ月ぶりの雨を降
校庭の隅っこで 体育座りしてぼんやりと見てる野球部のフライを眺めるように なんとなく未来を見てるいつかは変わってしまうかな 大好きなあの子の笑顔とか馬鹿だったあいつらも 大人になってしまうかな今まさにヒットを放った 4番バッターのあいつは一年後の冬に 飲酒運転で事故って死んだその時 誰もがあまりの空っぽに立ち尽くしていた母さんが汚れたバットを抱きながら泣き叫んでいた 僕が憧れた彼女は 男に逃げられた
給水塔に反射する夏の太陽 器用に生きる象徴としての彼女の笑顔 汗ばんだ静動脈に巣食う褐色の火薬じみた病理僕が僕ではない感覚 もしくは錯覚 六十億の溜息に巻き起こる黄砂逃げ場なく息も絶え絶えな ムカデ涙の濁流を這って 何処へ 行こう 何処も 駄目だ居場所 が無い 神様僕は分かってしまった空っぽの夜空が綺麗 あの黒い空白に埋もれてしまえたらって願う そうか もしかしたら 僕は 死にたいのかな 愛は愛の振
青森駅前に雪が降る 果たせなかったいつかの約束がバス停に留まる少女が吐いた 白い息と一緒に夜空に消えた積もりだしたのは彼女の記憶と 感傷とわずかな後悔長く伸びる僕の足跡も やがてそれに消されるだろう 思えば遠くへ来たもんだ いや と言うより振り出しに戻ったのか自嘲気味に踏み出すその一歩は 今日も変わらず迷ってばかりそれでもここに留まるよりは いくらかましだと信じてる肩に積もった雪をみて思う 少し休み
耳を塞いだって ざわめきは聞こえてくる 酸性雨で花は枯れた明日咲くはずの花は枯れた意味のないことばっかりだ 意味ばかり求めすぎるからトンビは山に鳴いた もう帰れないと泣いた 掃き溜めみたい憧憬も 遠くからは見とれていた 憧れが駆け込み乗車いたたまれなく頭を垂れた絶望と君、隣り合わせ 自暴自棄とは背中合わせ がらんどうが乗り合わせ乗り過ごしたんだ幸福を 空っぽな奴ほど詩を書きたがる ほんとそうだよな ほ
遮光粘膜に囚われて 能動性が切断された感性を自由解放運動、奪還の行路 故に単身武装蜂起 生きるか死ぬかにおいて 終わりを逆算、サバービアのメメント・モリシャッター街の路地 郊外の鉄橋 背後霊が常に見張っている 言葉から言葉の国道を 往復し続けた十万キロの中古車海岸に見果てぬ夢を看取り続けたら 夢だってとうとう見果てた 骨をうずめるなら故郷に でも僕の言葉の死に場所ならここだ十年後、百年後 何かしら芽吹く
車両基地のレールが 喘息みたいに軋む音がして 雨が近いことをさとるショッピングモールの駐車場では ベンチに腰掛けた春がATMが開くのを待っていた陽射しは依然、退屈な音量で オルゴールみたいなジャズはこの町に似合うことを自覚してるから 鳴るべくして鳴っているのだ 僕らは焦りで満たされた 水槽で生きてるから僕らは恐れが充満した 喫煙室で暮らしてるから今日が終わることに焦りも恐れもなく清書された一日を 目
僕らの別れは最初から決まっていた 墓石に刻みたいくらいさ君と過ごした数年はピックアップトレーラーにそれぞれ雑魚寝して 寝汗に染み入る虫の声真空パック夏の情景ハルキはホントに人生が下手だから 子供のキャッチボールみたいに全く不器用な放物線ああ ああ 放り投げた身体が 落下したとある夏の一夜そこが我が家だって顔で生きていた 道なき道、すらない道 辿ったのではなく描いたのだ世界は白紙のノートで 留まるには
汽笛が鳴れば素っ気なく もうこれまでと旅ゆく人泣けば切ない、笑えば尚更だから悲しみ一つも残さないで家族と別れ、友と離れ どこで暮らしても僕は僕でそういう考えはやめておけ生きた轍を君と呼べ ああ大嫌い 悲しい事は なのに僕らさよならばかりどこにも行かないで ずっとこの町で暮らして歳をとって死ぬまで 笑って生きてたいよ できればこっそり出てってくれ 悲しみ一つも残さないで 旅ゆく人は荷物も少なく 望郷、忘れ