──かの話から千年。 “森立の城、晶へと贄を捧げた少年少女と真実の書物の話” 「童話の様な古い話、誰も信じない。いずれ忘れ去られ朽ち果てて消えていくだけ」 それでも何かに導かれようやく此処へ辿りついた。目の前の城の中であの”書物”が誰かを待っている。 小さな頃からずっと「城に近づくなかれ」と、禁忌の様に避け続けてきたけれど。 どうして?なぜなの?耳から離れない、あの古い話。好奇心は抑えきれずに一歩ずつ城へと