aiko

シャワーとコンセント – aiko

咳をしたら過去が煙る 消えてはまた求めてる
切り替え可能のコンセントが欲しい
毎回繰り返していたら そんな感情は腐っていくと
想い立ち込めた頃にやっと気づいた

熱があるから言えるかもしれない 物分かり良いふりできるかも
鞄の中 からまった曇り空
忘れられたいつかのガム溶かしてまた君を笑わせたい

息を止めて離れたって何度も溢れてシャツが汚れる
君の気持ちが分からないのは僕のせいだし君のせいだよ
シャワーを浴びる音が聞こえる もうじき君は仕事に出かける
そのまま帰って来なくなる事も何となく分かってるよ

窓開けたら冷たい空気
紛らわしい曖昧な空気
混ざっても混ざり合わないこの部屋

仕方ないじゃなくて情けないよ こんな言い訳はしたくないんだ
いつもを忘れ程遠い空を使う
聞こえないふりとかしないで目を見てまた君を怒らせたい

「今更なにを言ってるの」って知らない顔で笑ってる君に
最後なんだな 複雑だよな ふと遠くで見てる僕が思う
「満月に願い事するって本気であたしに向かって聞くの?」
美しく手の届かぬものにもう戻れない願い事をするな

何も知らなかった 少し解ってたよ

大好きだってきっとうんともっと言えば良かった

息を止めて離れたって何度も溢れてシャツが汚れる
君の気持ちが分からないのは僕のせいだし君のせいだよ
シャワーを浴びる音が聞こえる もうじき君は仕事に出かける
そのまま帰って来なくなる事も何となく分かってる
そのまま帰って来なくなる事も何となく分かってるよ

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