A夏目

イタチ – A夏目

青ざめた空も人間ごと 地球の裏に連れ去って行ったらな
憧れた夢も朝の寝言の様に知らぬ間に築けたらな
夕焼けを黒く染めたくとも 真面目ともとれるそんな態度は
君に近づける匂いがして 影と一緒に僕の想いを並べた
僕が滅ぶとして それが起こるとして
君を奪った あの夏のせいで 愛も涙もあの日と忘れてきた
様々な形で 幸せと呼んで手を添えて 真っ黒な夜に咲く花火を見た

きっと明日の世界があなたに 優しくありますように
苦しさも憂いももう無いの 崩れ泣いちゃうなんて馬鹿ね
昨日の世界も 星の願いと 会いますように
夢中になって消えていくあの日々のように

青ざめた空も人間ごと 地球の裏に連れ去って行ったらな
憧れた夢も朝の寝言の様に知らぬ間に築けたらな
朝焼けの空気に「ほらおきたまえ」と今にも消えそうな夢が消えずに
いる時に限ってないもんね 寒いといえば寒いものね
幸せなんてないと思う 今までの道で彷徨う
路頭行きのあのバスや 雷を振らせた雲も
ご馳走なんかありゃしないと 言いだしたらキリがないんだもう
どれも何も無いって 俺も貴方も無いって
フリコに踊らされ街が眠るんだ この旋律も何かと世話になった
僕が滅ぶとして それが起こるとして 真っ白な愛が舞う形を知った

きっと明日の世界があなたに 優しくありますように
嬉しみも癒しももう無いの 崩れ泣いちゃうなんて馬鹿ね
雪が降る季節に1人の道は 味がするように
忘れられて生まれていくあの人のように

きっと日々が意味を求めてきても 君は乱れる花の様に
いつかこんな夜に舞おうと 僕を残さず流してくれ

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