渇き満たせない夜は 今でもまだあの日の時間(とき)を止めたまま何度も剥がす瘡(かさ)蓋(ぶた)のように 消えない傷跡止まない叫びがこの胸の中暴れ出す 網膜焼きつく記憶 逃がさない この手で壊すその日まで残像蝕むこの焦燥に引き金を朽ち果ててく あいつの骸を抱きしめ眠る日が生きた証になる 壊し続け得たものが 闇の中へ誘(いざな)う痛み消えないまま足元濡らす赤い海渡って この私が今光を掬って取り返そう 全て