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美しい世界 – 369

気がついたらあたたかく 外は小春日和
ニヒル気取り 笑いとばし 息吸い 吐く緑
新しい命が 新しい気持ちが
大きくなっていたり 小さくなっていたり
退屈とか寂しいとか感じるより早く 
嬉しいとか楽しいとか滲み出る喜び
見ているだけで心がほだされていく様な感覚
大地と 空と 小さな僕が描く三角

凄く小さな願いの粒が
降り積もり かたまり出し 姿を変え 光放ち
繰り返し 繰り返し夢をみる
世界はやがてとても素敵な
色に変わり 音を奏で 姿を変え 光放ち
いつまでも 優しさをくれる

どうか この穏やかな日々がいつまでも続いたら
どうか あと少しだけ 幸せな世界 夢見させてくれよ

近すぎて 小さすぎて眼に見えないものや
本当は誰もが解ってる筈の合言葉
真ん中に穴が開いた 傷だらけの愛が
大きくなっていたり 小さくなっていたり
窓の灯の一つ一つに映ってる希望と
ささやかでもあざやかなそれぞれの理想像
終わったらすぐに始まる終わらない物語
世界は見渡す程に美しいものばかり

凄く小さな希望の種が
風に乗り 土にもぐり 姿を変え 光放ち
何もかも知ってる根はめぐる
世界はやがてとても素敵な
色に変わり 音を奏で 姿を変え 光放ち
いつまでも 温もりをくれる

どうか この穏やかな日々がいつまでも続くなら
どうか 狂おしいほど美しい世界 感じさせてくれよ

空はこんなに澄み渡り 僕は君に夢を語り
当たり前に日々を重ね 貰う倍人に与え
時代は移り変わり 僕が生きる意味が解り
変わりばえの無い景色に愛が溢れ始めたなら 他には何もいらない

どうか この穏やかな日々がいつまでも続いたら
どうか あと少しだけ 幸せな世界 夢見させて
どうか この穏やかな日々がいつまでも続くなら
どうか 狂おしいほど美しい世界 感じさせてくれよ

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