家を抜け出す合図を待って 君をさらうひきかえせない 車の窓は 夜明けの空 眠れず過ごした答えが 今そばにいる 地図もない でも不安もない 真っ直ぐな夢だけむきだしの 感情のまま 突っ走るさ 君と決めた道をやさしい せつない愛 涙で曇らせない風の封印 ふたりだけの 旅は終わらない なつかしいのに
どこにいても 君がわかる そう思ってた真昼のこのエアポートで 探すまでは… 違う生き方 選ぶのかわがままは (お互いに) 許してる (微笑み)信じてたよ最後の (背中で) 翼が (ためらい)もがいて 飛び立つのかさよなら 響く空へ 見失ってた 長い日々の 忘れ物春の香り 夏の夢 冬の星座 森の隠れ家 木洩れ陽にふたりだけ (休日は)過ごしてた (やすらぐ) 愛の場所 ふるえる (背中で) 翼が (どうして
明日 私は旅に出ますあなたの知らないひとと二人でいつか あなたと行くはずだった春まだ浅い 信濃路へ行く先々で 想い出すのはあなたのことだとわかっていますそのさびしさが きっと私を変えてくれると思いたいのです さよならは いつまでたってもとても言えそうにありません私にとって あなたは今もまぶしいひとつの 青春なんです8時ちょうどの あずさ2号で私は 私は あなたから旅立ちます 都会のすみで あなたを待って私は季節に とり残された
故郷遠く 海の落日渚をゆけば 流離の愁い名も上げず 身も立たず流れ木のごと朽ちるものあり啼くな千鳥よ やる瀬なく啼くな夕波千鳥ねじれて寒き 砂山に浜昼顔の 花も咲く からくれないの 海の落日たぎりて落ちて あとは夕闇この旅路は 愚かにも埋れ火のごといまだはてなむ啼くな千鳥よ 寂しげに啼くな夕波千鳥夜ごとの夢の 通り路に優しき母の 顔があり