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ゲームアンドガールズ – 150P

何気の無いその言葉が 撃鉄起こしたきっかけとなる
そんな日常のお話 茶菓子代わりに↓どうぞ↓と

遡ること十数分 ご機嫌斜めのお姫様が気まぐれに噛み付いた
もう一人の姫様に

「ピコピコさっきから喧しい」「時間無駄にして楽しいか?」
突沸の大惨事へと

今北用
↑ここまであらすじ↑

文明力の白昼夢 講釈垂れのエゴイズム
あれよあれよと過ぎて行く 硬直状態の消耗戦

押さず引かず息を飲み 怒り心頭ジュリエット
すり減っていく沈黙とすれすれのチキンレース如何?

「やってもないのに分かるのね?」と鼻で笑う

火蓋は切って落とされた 合図も突拍子も無い先に
「飛んで火にいるなんとやら 出鼻を折ってあげましょう」
「なにくそ知識で制覇する 博識の美少女舐めないで」

御託を並べ続けて 未だに開戦の兆し無し

照準点もブレまくり 観衆も愛想の笑い
少しシュールな臨場感 マンネリ気味スリリングも錆びて

遮藪物とのにらめっこ 押して引いての原始論
「操作教えてあげるから いい加減に始めようかほら?」

やっとの思いで動き出したゲームバトル

火蓋は切って落とされた 案外普通の合図通り
「今のズルをしたでしょう?私のと動き違う」
「バカ言えただの中技だ 初見ならやる前に教えてよ」

絵面だけを見ていると楽しそうな女子高生

格ゲー始めりゃポーズ取り レースゲーム始めりゃ逆走
「こんな不器用いるんだな」観衆思わず笑う

「こんなのやれたら偉いか」 お姫様もついに逆ギレだ
「私は認めないからなやっぱり時間の無駄だ」

すると黙ってた姫様ついに口開く
「私は君とゲームでして楽しかったけど…」

「なんだよ そうならそう言えよ」「一緒に遊べて楽しかった」
突如デレるお姫様 観衆も愛想尽かす

「ごめんね私が言い過ぎた」「いやいや私こそ言い過ぎた」

なんかよく分からないけど二人が仲良しで何よりだ

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