鼻毛の森

  • STAY HOME – 鼻毛の森

    あの頃は 手を取り合ってはしゃぎながら そばにいたね この頃は 距離取り合って口抑えながら 遠ざけてるよ 緑に咲く花が語り掛けてくれた己を守るためよと季節を越えて年をまたいでおうちで過ごす毎日を STAY HOME STAY HOME 出掛けないでねなにもないときは むしろあるときもSTAY HOME STAY HOME 様子見ようよその日が来るまで 来ないなら その日まで あんなにも 出られた頃…

  • ごっちへおいで – 鼻毛の森

    おかずがいるな おやつもいいなおつまみもほしいな 肉にしたいな 鶏の気分だなそれじゃ唐揚げだな 耳をすませば あの店から揚げてる声がする ごっちへおいでごっちへおいで塩の香りに 誘われるままごっちにしようごっちにしようさあ 買い込んで あの鶏むね肉 ももはジューシーで むねがヘルシーで皮ならパリパリで ぼんじり すなぎも なんこつ 手羽先よりどり みどりだね 迷うときには くまなくいこう外れなど …

  • 味しめたい – 鼻毛の森

    味わいたいそしてうまく味しめたい ああ 君が手を 差し述べて くれたならまあ 僕の手は 汚れずに 済むのにな もう その次も 頼まれて くれないかなそう できるだけ 丸投げにしたいから これだけ君を あてにしているんだねあの場所や あの時に うまく絡めたらオイシイな 味しめたい 甘い汁を 吸えるだけ吸いたいな呆れるほど 溢れるほど 噛みしめたい ああ 肩書きを 貰えたら 貰いたいなもう はじめから…

  • バレたらいいね – 鼻毛の森

    なんだか君は 口がうまいなはじめはみんな 騙されるんだ ほんとに君は 口だけなのさ信じた僕が 馬鹿を見たから 僕が声上げる までしなくてもすでに誰かが 動いているよ バレたらいいねひとつ出たら また出るかもねあれもだね これもだねあの素顔を さらしていこう 人は誰でも 見栄を張るよね張りすぎたとき 嘘になるんだ 見栄えはよくても 作り物だよ中があれなら 詐欺まがいだね 剥いだらいいね繕っても ボロ…

  • NEMAWASHI~地味に届け~ – 鼻毛の森

    つまらない ものですがここはひとつ お納めくださいなお返しは そのうちに またお願いします 君に重ねたこの貸しは 僕の宝物だよ立場のある君を いつかうまく使えるように できるだけ できるだけ 楽に花開くように少しずつ 少しずつ 裏も抑えていこう地味に届け 君へのNEMAWSHI あの人で いいですかなら僕は いかがなものですかどちらでも いいのなら 是非お願いします 大きな傘に入れたら どんな雨も…

  • 知り合いだろうよ – 鼻毛の森

    いつも君のことを 思い出すことがないのはきっと僕が深く 気にかけてないから もしも君がここに いてもただ気付かないならむしろ僕の中で いないぐらいなのかな どの頃に出会ったのかも うろ覚えな僕らさずっと可も不可もないよ 知り合いだね 知らないけど覚えのある 君なんだ知り合いだよ 知らないのは忘れかけた だけだからこの距離でいけば僕らは 知り合いまでだろうよ 今日も君のことを 誘い出すことはないかな…

  • 言葉だけはありがとう – 鼻毛の森

    ありがとう 言葉だけになるけどまぁ ありがとう 君から貰えたものは あるにはあるけど僕にはいらないものが 溢れているんだ この場で言えることは 形でしかないけどそのまま真にうけてほしい大きなお世話になった君に ありがとう 心からじゃないけどまぁ ありがとう君とは 丸く収めたいんだじゃぁ 言葉だけはありがとう 気が利くなんていえば 聞こえもいいけど余計なことと言うなら そこまでなんだね よかれと思う…

  • お帰りください – 鼻毛の森

    なぜここにいるの 呼ばれてもないのによく来れたものだね お呼びでもないのに 君は土足で上がりこんだ僕は心から扉閉めた お帰りください お出口はあちらですお引き取りください またなにか あればまた また懲りず来たの 喜ばれないのに気付かないものだね 顔に出してるのに すぐお言葉に甘えるとかどこまで空気を読めないかな お帰りください 邪魔でしかありません他にしてください ほらあれは あれはほら お帰り…

  • 行けたら行くよ – 鼻毛の森

    君もあるといえばあるけどまだ決められない僕がいる 他にあるかもしれないから今はまだなんともいえない もっと ちゃんと 比べたいのさこのまま 濁したままで 君のとこには 行けたら行くよ誘われたら他にするけど 君が僕を誘いたくても僕も誘いたい人がいる ただその人が微妙だから君で収まるかもしれない なんか ちょっと 虫がいいかな決まれば バラシだからね 今のところは 行けたら行くよその日になればわかるは…

  • いまひとつ – 鼻毛の森

    いまひとつ いまひとつだね こんな君なら僕はいらないよいやふたつ ふたつはいるんだね いまの位置の君はいまいちだから いつだって探してるんだ 誰にでも なにかあるものさといまはただ 見当たらないな 君にこれと言える何かが なんとなく 僕は足りないんだとりあえず 他を当たれば それなりの人は会えるから いまひとつ いまひとつなんだね いまの君なら特にいらないよいやふたつ ふたつはいるけどね いまの位…

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