黒川真一朗

家族 – 黒川真一朗

八幡(はちまん)神社の 祭りの音が
ひとりの部屋に 聞こえてきます
ふるさと おふくろさん
離れて知った あたたかさ
目いっぱい がんばって
ひと花咲かせたら
それをみやげに 帰ります

都会のくらしに ようやく慣れた
けれども寂しい 夕暮れ刻(どき)は
妹 おまえだけ
たよりにしてる ごめんよな
目いっぱい がんばって
錦を飾る日が
来ると信じて 待ってくれ

いくつになっても 故郷(ふるさと)だけは
心の中に 住みついてます
時どき 酒好きな
父さんと飲んだ 夢をみる
目いっぱい がんばって
たまには帰りたい
家族 笑顔が 支えです

人気の新着歌詞

くれない酒場 – 黒川真一朗

恋を忘れた 女がひとり夢に疲れた 男がひとり今さら泣いても 仕方がないねプッと嘲笑(わら)って 見つめればほのかに灯り くれない酒場こんな女の 過去など聴いてあ

雄物川 – 黒川真一朗

遠いあの日の しあわせは今も岸辺に 咲いている桜並木に 寄り添いながら君と夢みた あの角館(かくのだて)君に逢いたい ああ 雄物川君の笑顔の 面かげはいつも心に

一夜川 – 黒川真一朗

重ねた命 心に結び越えて行けない 一夜川愛の重さは 変わりはしないたとえふたりが 添えなくたって紅く 紅くもやして 生きてゆくのね鵜飼いでじゃれて 遊んだ夏を想

惚れほれ酒 – 黒川真一朗

あんな男と 言わないで聴けば なおさら 辛くなる命からがら 掴んだ恋はどこのどなたと どの店あたりあゝ泣けるわね 惚れほれ酒よ点けた灯りを 消さないで暗い 人生

ごめんよナ – 黒川真一朗

さがしてもこの世のどこを たずねてみてももう居ない あんないい娘(こ)は 二人といない別れた時から 男はいつもわがまま過ぎた 過去を追いかけるごめんよ ごめんよ

こぼれ灯 – 黒川真一朗

袋小路(ふくろこうじ)の 紅(あか)い灯(ひ)が風にこぼれる 水たまり泣いちゃいないか あいつもひとり羽根を痛めた 夢とんぼ故郷(ふるさと)は 故郷(ふるさと)

山彦峠 – 黒川真一朗

故郷(こきょう)の風に 吹かれたくって夕陽の中を 遠まわり 遠まわり木霊(こだま)もうれしい山彦峠は オーイ 九十九折(つづらお)り段々畑で 迎える母の影が気に

旅しぐれ – 黒川真一朗

ちってくだけた 夢なんか捨てて来たんだ あのまちへ連れて…連れて行ってと すがったひとの涙がここまで 後追うようなにわかひと雨 旅しぐれかくれ咲いてる 野の花に

男と女のお話 – 黒川真一朗

恋人にふられたのよくある話じゃないか世の中かわって いるんだよ人の心も かわるのさ淋しいならこの僕がつきあってあげてもいいよ涙なんかを みせるなよ恋はおしゃれな

津軽じょんがら流れ唄 – 黒川真一朗

岬は今日も 海鳴りがさわいで風花 はこぶだろう心にもなく 浜昼顔に想いよせては ひとり泣く津軽じょんがら流れ唄海峡はるか 越えてゆく船さえ哀しく めをよぎる生木

最上川 – 黒川真一朗

残雪の きらめく峰を仰ぐのは幾年(いくとせ) 幾年(いくとせ)ぶりか流れ変わらぬ あの日の最上川故郷(ふるさと)の 窓火(あかり)みれば訳もなく 涙あふれる城下

なみだ雨 – 黒川真一朗

肩を寄せても おんなの傘じゃ隠し切れない ふたりの恋よ愛して尽くして 悔いない命ほろほろほろと 湯けむりの夜にこぼれる なみだ雨忍ぶ旅路の 瀬音を聞いて寒くない

旭川 – 黒川真一朗

あなた訪ねる 恋路の川は見えぬ瀬もある 淵もある湯の香せつない 高瀬舟かがむ千鳥を 乗せてゆくあゝ 湯原 湯の街 旭川行くも帰るも あと引く道に明日の見えない 

落ち葉舟 – 黒川真一朗

山に山霧 川知らず川に川霧 山知らず結ぶえにしの ないままに思い通わす 旅の空ひとり流れる 落ち葉舟岸の尾花の 手招きを受けて交わした 恋もある今はあの娘(こ)

女の止まり木 – 黒川真一朗

真っ直ぐ帰れば 帰れるものを足が横丁に 向かってる常連気取りで 今夜もひとりいつもの調子で 飲んでます切ないね 空しいねあぁ 淋しいね 女の止まり木は今夜もお店

抱擁 – 黒川真一朗

頬をよせあった あなたのにおいが私の一番 好きなにおいよ目をとじて いつまでも踊っていたい 恋に酔う心泣きたくなるほど あなたが好きよもしもあなたから 別れの言

円山 花町 母の町 – 黒川真一朗

母になれても 妻にはなれず小さな僕を 抱きしめて明日におびえる 細い腕円山 花町 母さんの涙がしみた 日陰町母の姿を 島田で隠し病気の僕を 家におき作り笑顔で 

雪花角館 – 黒川真一朗

雪が別れを 惜しむのか寄り添う肩に 降り積もる燃えて 燃えて 雪花 角館待ってます 待ってます 待ってます白い夜汽車に 消えゆくあなたついて行けない 悲しさがな

あかね雲 – 黒川真一朗

「オーイ」惚れたよ惚れたよ あの娘(こ)に惚れた恋の痛みは 昨日(きのう)まで他人事(たにんごと)だと 思ってた寝ては夢 起きては現(うつつ)か幻(まぼろし)か

ふるさと帰行 – 黒川真一朗

汽笛がひと声 泣きながら鉄橋わたれば ふるさとの秋捨てる時より 戻る日がどんなに辛いか 男には 男には希みも夢も 誓いも意地もいつか色褪せて 走る風の中見送る言

Back to top button