黒川真一朗

  • 大阪演歌 – 黒川真一朗

    なにはなくとも 宗右衛門町の灯りを見なけりゃ 日は暮れぬとなり合わせた 止まり木の苦労ばなしに 世話焼いてそれが なにわの いいところあぁ大阪 大阪演歌 裏もおもても 甲斐性(かいしょ)もなくてないない尽くしの お人好し出世ばかりの この浮き世情けひとつで 歩きたいそんな なにわの 裏通りあぁ大阪 大阪演歌 風が吹こうが 時雨(しぐれ)て来よが笑ってゆれてる 赤ちょうちんよ今日の憂さなど みな呑ん…

  • 東京灯り – 黒川真一朗

    誰かが演歌を 歌ってるかなしい歌を 鼻唄でみんな似たよな さみしがり泣いていいのさ 泣きたけりゃあぁ東京 東京灯り 夜雨(よさめ)に寄り添う 傘の花沁みるよ胸の 古傷にろくな幸せ やれないと泣いてゆずった 恋ひとつあぁ東京 東京灯り ネオンの眩しい 空だって故郷につづく おなじ空どこにいたって 出直せるひとついいこと あればいいあぁ東京 東京灯り 人気の新着歌詞 くれない酒場 – 黒川…

  • 東京演歌 – 黒川真一朗

    夢にはぐれて 流されながら上野 日暮里 北千住ふる里便り 握りしめ酔ってつぶれる 奴がいるどうにかなるさ 何とかなるさああ 誰が歌うか 東京演歌 恋の未練が うわさを拾う小岩 亀戸 錦糸町ネオンの色に 染まるなと故郷(くに)へ帰した うぶな娘(やつ)幸せだろか 忘れたろうかああ 誰が歌うか 東京演歌 洒落にならない 身の上話王子 赤羽 池袋世渡り下手(べた)の 笑いじわガードくぐれば 月あかりどう…

  • 誰かあいつを知らないか – 黒川真一朗

    街から駅へ 運河を渡りあの日ふたりは ゴンドラまかせため息橋で くちづけ交わし愛を誓った 仲なのに真っ赤なバラが 好きだと言ったそんなあいつを 誰か 誰か 知らないか ふたつの影が 重なり合って月と一緒に 水面で揺れた異国の街の 匂いが沁みるあれは運河(かわ)沿い カフェテラス真っ赤なバラが 好きだと言ったそんなあいつを 誰か 誰か 知らないか 名前はたしか “さちこ”と言って笑うしぐさは 子供の…

  • 下北慕情 – 黒川真一朗

    君を訪ねて 降り立つ駅は線路も途切れた 海の町古い小さな 酒場にいると噂ひろって 汽車の旅…何処にいるのさ 下北の女(ひと)波も凍てつく 大湊(おおみなと) 抱いてあげたい この手のなかに面影浮かべる 旅の空俺の勝手で 別れたけれど泣いていないか 細い肩…何処にいるのさ 下北の女(ひと)君に逢いたい 脇野沢(わきのさわ) 明日(あす)へ乗り継ぐ 列車もなくて瞼を閉じれば 風ばかりもしも逢えたら 苦…

  • 紺屋町ブルース – 黒川真一朗

    待っていますと 泣きながらあの娘(こ)は小さく 手を振ったどこか淋しい…どこか淋しい 紺屋町(こうやまち)いつか一緒に なる夢も散って儚い 夜の風 嘘と真実(まこと)の すれ違い男と女の かけ橋はどこかせつない…どこかせつない 紺屋町(こうやまち)きっと幸せ あげるよと抱けば濡らした 白い頬 なにがあっても 笑い顔あの娘(こ)は絶やしは しなかったどこか悲しい…どこか悲しい 紺屋町(こうやまち)め…

  • なだめ酒 – 黒川真一朗

    浮世嵐に 今日もまた押し流されて 西東 西東あぁ 遣ってられない呑まずにいられない酔って愚痴れば まぁまぁとなだめてくれる 心酒 好きな女にゃ 無視されて嫌いな女(やつ)に 言い寄られ 言い寄られあぁ 遣ってられない呑まずにいられないそんなもんだよ まぁまぁとなだめてくれる 支え酒 みんな千切れて どこ行った胸踊らせた 夢たちよ 夢たちよあぁ 遣ってられない呑まずにいられない酔って落ち込みゃ まぁ…

  • 明日に乾杯 – 黒川真一朗

    回り道だと 誰かが嘲笑(わら)う勝って泣いてる 人もいるいつも何かに 振りまわされてちょいと気づけば 人生なかばそうさこの世は 泣き笑い明日(あした)は明日(あした)の 風が吹く今日に乾杯! 明日(あした)に乾杯!夜のあとには 朝が来る 雨の一滴(しずく)を 辿って行けばやがて輝く 海に出る前も後ろも 見えない時にゃ右か左か どっちもあるさ道は一本 だけじゃない明日(あした)は明日(あした)の 風…

  • 月草の宿 – 黒川真一朗

    雨のしずくが 窓辺をつたう君の涙か 伊豆しぐれあぁ 決めていたのか 最後の夜といいの ひとりで 生きると言った…あの日別離(わか)れた 月草の宿 雨に打たれて 小さく揺れてすすり泣くよな つゆ草よあぁ あれは女の つよがりなのかいいの ひとりで 生きると言った…嘘が哀しい 月草の宿 雨に煙った 天城の里に君のおもかげ 探す旅あぁ 待って欲しいと そのひと言にいいの ひとりで 生きると言った…俺を泣…

  • アケミという名で十八で – 黒川真一朗

    波止場でひろった 女の子死にたいなんて 言っていたアケミという名で十八でおれと暮した 三日目にもとの男へ 行っちゃった蹴とばせ 波止場のドラムカンやけで唄った 浪花節ああ さびしいぜ ごめんなさいって 走り書き女の匂いが 残るだけ一間のオンボロアパートをどんなつもりか 知らないが花を飾って 消えちゃった蹴とばせ 波止場のドラムカンやけで唄った 浪花節ああ さびしいぜ 夜霧の波止場にゃ 影もない遠く…

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