バタフライ – 鶴

いま目の前で吹いた風が
地球の裏で嵐になる
大袈裟だねと笑う君の
笑顔だって誰かの光になる

名もない日々に種を蒔いて
明日へ想いを繋いでいく
旅を続ける僕の歌が
その涙を乾かしますように

噂話でくしゃみをひとつ
きっとこれもそうだね

遠回りしたって近づいているんだ
君のために羽ばたく 僕はバタフライ
遠くまで届け 溢れる願いが
大きな花を咲かす いつかバタフライ

君の伸ばしたその両手が
どこかで僕の背中を押す
心が温かくなる度に
見えないものを信じてみたくなる

眠れぬ夜にふと思い出す
きっとこれもそうだね

何度転んだって歩き出せるんだ
悩める僕を起こす 君はバタフライ
遠くまで響け 優しい祈りが
いくつも時を超える いつかバタフライ

遠回りしたって 近づいているんだ
今 幸せを運ぶ 君はバタフライ
遠くまで届け 溢れる願いが
大きな花を咲かす
遠回りしたって 近づいていくんだ
世界に愛を灯す 君はバタフライ

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