ことほぎ ～君への遺言～ – 高野健一

一つ、恋人のままの愛おしむ気持ちをいつまでも保つべし出会った頃の写真、最新の写真、両方ちゃんと持っているように一つ、友達のようにふざけてたまにはバカな冗談を言う

晴れるや、空に舞い上がるほどの願望叶えたい、迷わず必ず叶えたい未来へ晴れるや、天国も超えるほどの恍惚感じたい、豊かに確かに感じたい未来へ晴れるや雨上がりの朝に虹

僕らしい言葉でちゃんと君に伝えたい照れたりしない、もじもじしない冗談もそんなにいらない僕らしい心でちゃんと君を見つめたいいろんなことを思い出すよ泣き出す前に声に

青空の青さに涙したい友の笑う姿に涙したい自分の弱さに涙したい愛する人を想い涙したい沈んでく夕日に涙したい小さな出来事にも涙したい何気ない言葉に涙したい大きな情熱

光の降り注ぐ街いつも行くコンビニきっとまだ寝てる友達街道沿いの並木「東京」っていう感じ色づく朝の空気がやわらかいって感じ駅へと向かう路地次の角を曲がり何にもない

少し遠回りして知らない街をてくてくしましま街路樹の影をまたいでまた一つ秋がくる鼻歌を口ずさむつまんないラブソングぐるぐる回る思い出のつぶつぶまた一つ空に舞ういつ

大っきなあくびを一つしようカーテン開けて背伸びをしよう体いっぱい光を浴びよう優しく今日を始めてゆこうHowever hard it will be, you g

魚のいない川と名前の無い道交わる橋の上でたたずんでる僕みんな隠れた夢と行方の無い風流れは確か今も続いているはずゆるやか、投げた石の描いた「弧」のようにゆるやか、

夜のとばりが僕らのキャンバス一つ一つ灯りを点けながら昼の光にはない輝きで食卓と心を色付けよう君と僕だけの小さな部屋で大きな夢が始まろうとして信じることに慣れない

僕の目をしっかりと見つめていてほしい泣かないで君はもう独りきりじゃない君の手をしっかりとにぎりしめているよ夜が明けて君の目にほほえみが浮かぶように愛しい君のえが

まあるい頬まあるい頬ぼくの好きなまあるい頬まあるい頬まあるい頬ぼくの好きなまあるい頬笑みにひとおつ開く花の匂い「いま、だれを見たの？」絵のような光を集めて時をと

はしゃいだ季節の余韻を胸に鳴らしながら僕は君との未来を想い始めてしまった生まれたばかりの新しい気持ちは無邪気に期待と不安を抱えて大きくなっていったんだ変わらぬ君

溢れ出す悲しみを二人で抱き締めながら大切に忘れてゆこう何も言わなくても俯いたままでも手をしっかり握っているよ迷わず怖がらず心の真ん中へ向かって真直ぐに泣いてゆこ

By your side, I believe some forcesきっとどんな星だって届く何億年に一度かの神様の落とし物を拾ったんだ深い暗い長い悲しみの端っ

毎朝昇る陽の光にも冷たいコーラの炭酸にもメールする親指の早さにもあの店のケーキの美味さにも変わらない確かさがあるだろう陰りない床しさがあるだろう例えばそれらのこ

Give me kiss, big kiss, you kiss my tears awayyou are the one who wears love lik

ゆっくり歩こうよ手をつないでもいいかな安心だ君とこうやっていると眠そうに見えるかな退屈してるんじゃないよああ、なんていい天気なんだろうなぁ少し泣いてみた悲しみは

さくら　さくら　会いたいよ　いやだ君に今すぐ会いたいよ天に召します神様お願い　僕の胸つぶれちゃいそうださくら　さくら　会いたいよ　いやだ君に今すぐ会いたいよ天に

ねぇ何が好き?えっ?春が好き?僕も春が好きねぇ何が好き?えっ?夏も好き?僕も夏も好きねぇ何が好き?えっ?秋も好き?僕も秋も好きねぇ何が好き?えっ?冬も好き?僕も

思い切りギューっと抱きしめたら涙がツーってこぼれてきた何か言おうって思ったけどずーっと君のほっぺをなでていたもう寝る時間だよなんだか寂しいなまだ眠くないけど毛布