久しぶりに会った君 あいかわらず綺麗だね
でも昔よりも少し 疲れた顔してるね
僕はかわらずぶらぶら あの町にいるんだ
駄菓子屋のシゲちゃん あの娘と良い感じ
Ah 時は過ぎて
あの愛の行方を 振り返る術もなく
私があの町を出て ちょうど2年が過ぎたわ
都会の暮らしは まるで時計の言いなり
それでも私は あの町へは帰らない
透き通るセロファン 好きだったあの歌
Ah 時はすべて
あの恋の行方を 振り返る暇もなく
ここは愛の行方も 見失う摩天楼
今すぐ すぐに 裸足でロッケンロー!
今でもホントは I wanna go home
久しぶりに会った君 あいかわらず綺麗だね
でも昔よりもずっと 幸せな顔してるね
僕はかわらずフラフラ この町にいるんだ
駄菓子屋のシゲちゃん パパも板についてきた
Ah 時は過ぎて
あの愛の行方を 振り返る術もなく
あの恋の行方を 振り返る暇もなく
人気の新着歌詞
オール・ナイト – 高田漣 土曜の流れは街中のいろんな店々からいろんな人間をさらい出し大きな流れを作ります。そして灯の落ちかかった街の中を流れ続けるのです。流れは川底に留まった小石を運びま
火吹竹 – 高田漣 毎晩夜通し起きていて僕は何んにもしていやしないのですこの間の晩火吹竹を作ったブー ブー ブー火鉢一杯に真赤な炭が盛れ上がってくる炭はまた直ぐたつてしまいますブー
熱の中 – 高田漣 独りの 暗がりを何処までも 充たす確かな あの光誰にでも いつか 訪れる目に映るすべてが密やかに問いかける囁きあなたに 触れられたこの胸を 鬱ぐ 熱の中身を焦が
Glass – 高田漣 トオイ キオクガ カナタニ ネムッテルヨトオイ キオクハ ガラスノ ハヘンカナ?ウツクシイ ヒカリハ スルドイ マナザシマギレモナイ ジジツハ イツモガラスノ
砂漠の泥酔 – 高田漣 畑も倒され 家も倒されボコボコの道だけが残つている僕は酒に酔って町から帰るのだ何処か遠いところにでも月が出ているんだろう夢のような明るさだ酔ってればこそかな風の
野バラ – 高田漣 いつの間にか 垣根のところに野バラの花が咲いた。風がふくと 青い繁みのなかでなにやらチラチラささやきあっている。これといって特別のこともなく、ただ咲くことだけで
まちぼうけ – 高田漣 ボクの後から彼女の靴音が追いかけてくるボクを追いかけてくる(うれしそうに息を切らして)ふとふり返るともう ボクのずーと前の方にいた
古靴店 – 高田漣 赤、青、黄の強い原色の郷愁(ノスタルジヤ)...濡れた燕(つばめ)がツィツィと走る五月の雨空、狭い港町の、ペンキの板囲(いたがこひ)した貧しい古靴店がある。店一
鯵 – 高田漣 ひび割れた茶碗の隙間に幸せの欠片を詰めましょう向こう側が透けて見える襖に思い出の障子戸 閉めましょう家路へと走る子らの後姿に涙して影法師踏んでみてもあの子は戻ら
七月 – 高田漣 七月それは 雨雨の季節いやーな 雨の季節ボクの心に黴を植えつけるボクの心に河をつくるそれは 七月いやーな 雨の季節押し入れから水色のシャツを出しボクはそれを着て
個人的理由 – 高田漣 非常に疲れたくおもいまして非常に疲れたくおもいまして朝は真っ赤に充血した眼をこすりながら明けるのです。
おなじみの短い手紙 – 高田漣 明日の朝ぼくは見つけた郵便箱のなかの手紙ただの短かいおなじみの手紙は一ページのながさにも足りなんだそいつはぼくに墓に入った方が死んだ方がいいと内緒話裏をみたなに
くつが一足あったなら – 高田漣 くつが一足あったなら わたしも踊りをおどるのにそのくつさえないのに くつさえもないのにふえやたいこをたたいても ただせつなさばかりがますばかりこの世がいやになる
ホントはみんな – 高田漣 もしもあなたが ひとりでも知らないうちに ふと見れば誰かが一緒に 歩いてる一緒がいちばん あたたかいときには口も きかぬほど腹をたてたり するけれど最後はきっと
私の青空 – 高田漣 夕暮れに あおぎ見る輝く 青空日が暮れて たどるは我が家の 細道狭いながらも 楽しい我が家愛の月影のさすところ恋しい家こそ私の青空
雨の日 – 高田漣 たったいっぺんも悪いことをしなかったアリラン爺さんが病みついた雨の降る日はしがない渡世に理屈をつけろ貧乏くじはどうだい?貧乏くじはどうだい?どこかの後家よどこか
生活の柄 – 高田漣 歩き疲れては 夜空と陸との隙間にもぐり込んで草に埋もれては寝たのです所かまわず寝たのです歩き 疲れては草に埋もれて寝たのです歩き疲れ 寝たのですが眠れないのです
系図 – 高田漣 ぼくがこの世にやって来た夜おふくろは めちゃくちゃにうれしがりおやじはうろたえて質屋に走りそれから酒屋をたたきおこしたその酒を 飲み終るやいなやおやじは いっし
ブラザー軒 – 高田漣 東一番丁、ブラザー軒。硝子簾がキラキラ波うち、あたりいちめん氷を噛む音。死んだおやじが入って来る。死んだ妹をつれて氷水喰べに、ぼくのわきへ。色あせたメリンスの着
ひまわり – 高田漣 知ってますかこの春 わたしの岡に模様のようにやって来て呼びもしないのにやって来て室に向かいその模倣をひろげ そしてそのあと深く頭を垂れて死んでいった向日葵たちを