太鼓 三味線 笛の音
夏の城下が 踊る頃
郡上ぼんぼり お月さん
朝まで一緒に いておくれ
ちいと ひとりじゃ 寂しくて 寂しくて
郡上のナー
八幡出てゆくときは(ハ ソンレンセ)
雨も降らぬに 袖しぼる
揃い浴衣で 下駄鳴らし
心 あずけた 夢一夜
郡上ぼんぼり お月さん
涙をなぞった 熱い指
ちいと 夜風と 踊ろうか 踊ろうか
川の瀬音は 休みなく
祭囃子に 色添えて
郡上ぼんぼり お月さん
悲しみ悦び 幾年(いくとせ)か
ちいと 涙に 濡れながら 濡れながら
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