高倉一朗

おまえを狙って – 高倉一朗

おれの目と おまえの目 出逢った瞬間
百萬ボルトの 火花がとんだ
きめた《きめた》きめたぜ《きめたぜ》
逃げてもムダさ
狙った獲物は 外さない 外さない 「ビューン」
おまえを狙って ババン バーン

この街の 盛り場じゃ 鷹と呼ばれてる
ちょっとは知られた ジゴロな狩人(ハンター)
おいで《おいで》おいでよ《おいでよ》
隠れてないで
おれたち二人は 運命さ 運命さ 「ビューン」
おまえを狙って ババン バーン

モナリザは 謎の女(ひと) あやしい微笑み
夜毎に忍んで 夢ん中まで
好きさ《すきさ》好きだよ《すきだよ》
覚悟はいいね
おまえのすべてが ほしいのさ ほしいのさ 「ビューン」
おまえを狙って ババン バーン

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呑んだくれ – 高倉一朗

あの頃は 生きてるだけで 倖せだった何時(いつ)でもあんたが 傍にいた空缶カラコロ 転がって北風(かぜ)に震える 赤ちょうちん呑んだくれ…飲んだくれ…あの日も同

さすらい挽歌 – 高倉一朗

雨降る夜更けは 酒に酔い風吹く朝(あした)は 君を恋(こ)う川に流れが あるように時代の流れの 岸辺(きし)を行く北のさいはて 北のさいはて… さすらい挽歌吹雪

港のカナリア – 高倉一朗

後ろへ回って 目隠ししたらマジな顔して 怒ったあんた夕焼けこやけで お腹がすけば帰ってくるよね 港町男の胸で 飼われた小鳥(とり)はひとりじゃ大空 飛べなくてグ

男の鴎唄 – 高倉一朗

別離(わかれ) 止まり木 出船の汽笛俺の心に 沁みるのさ 沁みるのさきれた煙草の 空箱(からばこ)ひとつ握りしめれば 痛む胸今も好きだよ 好きだよ 今も涙道づれ

面影傘ん中 – 高倉一朗

街の灯りが 連れてくる濡れた舗道に 想い出をわたし愛した あのひとは今は何処(いずこ)か 遠い町雨の雫は 恋の涙か 面影かくるりまわして 未練ふりきる 傘ん中涙

いつも昨夜のように – 高倉一朗

囁くよりも 見つめて欲しい綺麗になるの 女だからなぜ…なぜ…恋したら誰も口紅ひとつに 迷うのか…やさしく愛して 身体(からだ)ごとあなたの吐息で 染めてよ愛して

さよならのかけらを集めて – 高倉一朗

これを愛と信じたいけどいつも遠くを見てるあなたには 預けないまごころの鍵だけは逢えば深く 傷つくそんなことは 知ってる私だって 私だって 女です夢を見たのです…

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