高井ひとみ

木洩れ日の道 – 高井ひとみ

人生はとても 気まぐれで
突然降り出す 雨のようね
傘の用意もなくて ただ濡れるしかない
だけど私には あなたがいた
つないだ優しい その手が
命の砂時計の 時をつないで
見つめ合い 耳を澄まし 愛し続ける
たった一度の 木洩れ日の道で

歌うことそれは 喜びね
明日への希望 つないでゆく
冬の終わりを告げる あの桜と同じ
だからこの歌を あなたのため
言えない言葉の 変わりに
二人の砂時計が 尽きる時まで
笑い泣き 悩み迷い 歩き続ける
かけがえのない 木洩れ日の道を

命の砂時計の 時をつないで
見つめ合い 耳を澄まし 愛し続ける
たった一度の 木洩れ日の道で

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