馬渡松子

  • 帰りたい – 馬渡松子

    落日のカナダに着き 焼けつく砂のあのカイロまで思い出に負けたくない レースの幕は 落とされたきっと 追いかけて来るはずなんて空港 ゲートの前 ぎりぎりまで立ってた もっと 自惚れさせてよ 自信をつけさせて遠く 離れていてあげるだんだん 研ぎ澄まされてく 貴方の幻が忘れるためのルージュの手を 止めてる… 違った恋の気配が ふいの仕草にこぼれて見えたあのとき私ひとりが 傷つくことを恐れたの最初の男だけ…

  • デイドリーム ジェネレーション – 馬渡松子

    まぶたのウラに憧れだけ 浮かべて眠る季節にGood-bye遠くキラめくやさしさより ただひとつわがままが欲しい冷たいガラスの街を くぐり抜けてその手に触れたい 気持ち たしかめたい 瞳(め)を開けて見る夢だけ 強く抱きしめているよ風が吹いて 雨が降って 心は揺れても瞳(め)を開けて見る夢なら 今は傷ついてもいいこの空が勝手なほど 素直になれるよ 気づいたら誰もが孤独で むなしさに少し慣れたLone…

  • ナイスアンバランス – 馬渡松子

    忘れないでね この顔だけは雨の朝も 風の夜も 思い出してね 迷わず…… 平日に逢うのは 無謀なのね頭はとっくに ワープでしょう 書類の山にワーカホリックだわ 有休あるのに使わないだけで 会えない日が 増えてくばかり抱きしめてね 月曜日も火曜も水曜も逃げに廻る ひとつ覚え 聞きたくはないのよNice Unbalance 女は 男よりも愛しているNice Unbalance どうりで 懲りずにまた続い…

  • 知らん顔 – 馬渡松子

    時々 アイツから 誰かに話しかけてる男の人の場合 八方美人てどう言うの?昼下がり 渡り廊下 すれ違うたびわざと興味ないふりで 目をそらす 私は 知らん顔で 気にしてる アイツだけトキメキ こんなに苦しいはずじゃなかったよ 時間ばかり 費やしてる 振り向くまで今度は 人より軽く 見られたくないから ホントは 前みたいに 優しさと涙武器に友達も出し抜いて ナンとかこぎつけたいでもこれからは一番に 知っ…

  • 曖昧な季節 – 馬渡松子

    思い出すには 余りに遠く忘れ去るには 鮮やか過ぎて貴方がその横顔 初めてくれた頃星も風も無く ただ…… 巡り逢いなら 月日は浅くすれ違いと言うには 時を重ね過ぎた二文字だけのバラード 聞かせてくれた街も駅も無く その時も (何も見えない頃) アザレアが咲いていたわ (いつの間にか)ほかに何も覚えてはいない ねえ 背中にもたれてもいい?もう このまま目の前が見えなくなっていいねえ 永遠に信じてもいい…

  • P-U (プータローMIX) – 馬渡松子

    TVのNews アメリカじゃホームレスの人達が街中あふれているという 一体誰のせい?それより赤丸チェック コンサートのチケット10時ジャストで もう手遅れ リダイヤルさえジレったい上司の誘い無視しても 連れて行きたい人がいる 同窓会出たいけど 近况報告パスしたい取り残された訳じゃない みんな流されてるだけおりこうさんになるより 夢だけ追えたらシアワセほっておけない人だわね 毎年 毎年 言ってる 今…

  • GLASSICA – 馬渡松子

    微熱帯びた体 無意識に投げ出して公転と自転に よろめきながらdance3 休むことなく 空を射抜くフロンメドの立たない スペースコロニー40年後に 元に戻る海をこの目に見るまで 踊り続けていたいお願いそれまで 静かにその身横たえて 誰か教えて この星の色 ほんとの姿を この星の色2誰もわからない 誰もわからない 熱く語るよりもせめて ひたすらdance3信じる神に消される人々守る力を無くしたミクロ…

  • 嘘がきらいな時 – 馬渡松子

    tulululu tulululutululu もっと愛でいたい ぜんぶ愛のつもりだったからtulululu 傷つけないため それだけのための優しいkissがつらいwowow わずかばかりの プライドが貴方へwoh no 余裕を見せて 消えなくてこんなに嘘がきらい 許す言葉の裏心 粉々に砕け 立っていられない今は 貴方に見抜かれるのを 待つだけ tulululu 落ちたスペアキー 先に手が伸びても…

  • わるい虫 – 馬渡松子

    うわさだけは放し飼いにしてきたから信号待ちだって 全然あせらないクリアリーカナディアン半分こぼしながら歩けば横断歩道の上 視線集まって心地いいねおんなじ酸素を吸っていようよ社会性かなり欠けてもHA HA HA 笑い飛ばしていこうよセケンの目を 手ぐしのセットで 我家(うち)の誤解招いてる紹介したはずが 門限も越えてた人に合わせる顔は 最初から持たないからあなたとわたしで 軽くkissして 見つめ合…

  • らしくもないね – 馬渡松子

    こんなにせつない思い 胸に抱えきれない夕闇に紛れ込んでゆく 貴方の影振り向くまで瞳凝らす明日も 言葉を交わせるかも知れないのに母親の長い別れのよう 涙滲むいつか力込め 手を振っている らしくもないから 誰にも打ち明けられない月日いつまでも続いてしまいそうらしくもないよね 一人の人だけ優しくなれるそんなこと 今まではなかった いつも 恋の一人歩きを 勇気づけてた慰めの言葉ばかり うまくなった私だけど…

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