馬場俊英

I write a book – 馬場俊英

君は覚えてるか 学生服の頃さ
夢を見た少年も 少女も 今は昔

声を枯らしながら 応援していたゲーム
勝たって負けたって 最後はみんなが泣いた

どもこにも帰りたくなかった 祭りの後の静けさの
校庭に座ってみんなで 見上げたムーンライト
遠い あの頃の古いページさ

あれはいつの頃さ 突然車を降りて
歩き出した君を 僕は置いて帰った

意地を張ってみたって ケンカばかりしたって
さよならなんて二人に 関係無いと思った

夏の終わりにやって来た あの台風が来なければ
今頃はまた違うストーリー 教えてムーンライト
何故あの日 出てこなかった

It’s not a pity. I write my book.
さあ 次のページさ

まるで子供達の かくれんぼのようさ
息を殺しながら ただ 身を潜めながら

それでも いつか誰かに 見つけられることを
今日も待ちわびている この頃の君なのさ

激しい季節が終わって 知らん顔の街並みを
ぼんやりと歩いてる君の 背中でクラクション
ポケットの哀しみ ひとつこぼれた

There is no pity. I write my book.
シミだらけのページさ

どこにも帰りたくなかった 祭りの後の静けさの
校庭に座ってみんなで 見上げたムーンライト
遠い あの頃の古いページさ

There is no pity. I write my book. さあ 次のページさ

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